アタランタ戦で2ゴールと躍動したケイン [写真]=Getty Images

 バイエルンが無慈悲なまでの強さを見せつけ、7シーズン連続でチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝へ駒を進めた。

 CLノックアウトフェーズ・ラウンド16のセカンドレグが18日に行われ、バイエルンはアタランタと対戦した。6-1で快勝した敵地でのファーストレグに続いてこの日も攻撃陣が躍動し、25分にハリー・ケインのPKで先制すると、54分にもケインが個人技から追加点。その後はレナート・カール、ルイス・ディアスのゴールで突き放して4-1で勝利し、2戦合計スコアを10-2とした。

 ケインはこの日の2ゴールによってCLでの通算得点数が大台の「50」に到達。データサイト『Opta』によると、66試合での記録達成はマンチェスター・シティ所属のノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(49試合)、元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏(62試合)に次ぐ史上3番目の速さだという。また、今シーズンここまでの通算得点数は「47」となっており、欧州5大リーグ所属選手では最多の数字だ。

 圧巻だったのは54分に決めた2ゴール目。アタランタの守備陣複数人に囲まれながらも強靭なフィジカルを生かしてボールをキープし、鋭い反転から強烈なシュートを対角に突き刺した。試合後には欧州サッカー連盟(UEFA)を通じて次のように振り返っている。

「おそらくCLでのベストゴールの一つと言えるだろう。他にもいくつか思い浮かぶが、キャリアの中でも特にお気に入りのゴールの一つだ。あの展開と自分の動きは、これまでのトレーニングとテクニックのすべてが融合した瞬間だった。あんな形でゴールが決まるなんて本当に特別なことだよ」

 2シーズンぶりの準決勝進出をかけて戦うのはレアル・マドリード。ケインは「今夜の試合では僕たちが毎試合どのように準備しているかを示すことができた。結果はどうであれ、ホームかアウェイかも関係ない。僕たちはどうしたいのか、相手にどのようにダメージを与えたいのかという明確な意識を持っている。少し手を抜いて楽にプレーすることもできたかもしれないが、メッセージを送り続けたかったんだ。それは他のチームに対してではなく、自分たち自身に対してだ」とチームへの揺らがぬ自信を強調した。

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