バルサが関心を寄せるバストーニ [写真]=Getty Images

 バルセロナがインテルに所属するイタリア代表DFアレッサンドロ・バストーニに関心を寄せているようだ。17日、スペイン紙『アス』やイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 昨年夏のスペイン代表DFイニゴ・マルティネス(現:アル・ナスル)退団以降、守備面の不安定さが度々指摘されているバルセロナ。デコSD(スポーツディレクター)らは、契約満了が迫るポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキの後釜に加え、今夏に即戦力となる左利きセンターバック(CB)を獲得するべく動いている模様だ。

 報道によると、バルセロナは長らくバストーニの動向を注視しており、すでに代理人とも接触済みとのこと。現行契約は2028年6月末まで残されているが、インテルは同選手を補強資金捻出の“切り札”と見ており、オファー次第で売却を検討する姿勢だという。要求額は7000万ユーロ(約128億円)程度と見られているが、値下げ交渉は不可能ではなく、場合によっては5000万ユーロ(約92億円)前後のオファーが受け入れられる可能性もあるようだ。

 また、物議を醸したイタリア・ダービーでの一件が去就に影響を与える可能性があると『ガゼッタ・デロ・スポルト』は指摘。現地時間2月14日に行われたセリエA第24節ユヴェントス戦にて、ピエール・カルルの左手とわずかに接触したバストーニはピッチに倒れ込み、主審はカルルに2枚目のイエローカードを提示し退場を言い渡した。

 しかし、リプレイ映像を確認すると、転倒するほどの強い力が加わっていたようには見えず、カルル退場後に拳を握りしめて喜びを爆発された振る舞いも相まって、バストーニは激しい批判に晒された。それ以降、イタリア国内での人気は低下し、アウェイーゲームの際にはブーイングを浴びせられることも少なくないという。『ガゼッタ・デロ・スポルト』はこうした現状が心理的影響を及ぼす可能性を指摘しつつ、「何が起こっても不思議ではない」と報じている。

 現在26歳のバストーニはアタランタの下部組織出身で、2016-17シーズンにトップチームデビューを飾った。2017年夏にインテルへ加入すると、複数回のレンタル移籍を経て主力に定着。ここまで公式戦通算293試合に出場し8ゴール30アシストをマークしている。

 なお、バルセロナはトッテナム・ホットスパーに所属するオランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェンにも関心を寄せているようだ。