起業家バンクは3月16日、「中小事業者における補助金・助成金活用」の調査結果を発表した。調査は2月3日~5日、従業員数100名以下の事業者(補助金・助成金に興味がある)1,003名を対象にインターネットで行われた。

  • 補助金・助成金の申請や受給状況

    補助金・助成金の申請や受給状況

はじめに、事業で補助金・助成金の申請や受給をしたことがあるかと質問したところ、半数近くが「補助金・助成金の申請を行った」(46.9%)ことが明らかに。また、「受給した」人は43.3%で、受給した合計額は「100~300万円未満」(33.4%)や「50~100万円未満」(23.7%)が多く、8割以上が300万円以下という結果に。「300万以上」は17.8%にとどまった。

補助金・助成金の使い道については、「資金繰りの補填(運転資金など)」(43.6%)や「設備・機材の導入」(42.4%)が多く、次いで「業務効率化(IT・システム導入など)」(17.1%)という結果に。受給に成功した理由を聞くと、「対象となる要件・テーマにマッチしていたから」(30.0%)、「支援機関・専門家に支援を依頼したから」(26.7%)、「制度や公募情報を早めに入手できていたから」(24.2%)が上位となった。

  • 専門家に依頼して良かった点/依頼しなかった理由

    専門家に依頼して良かった点/依頼しなかった理由

次に、前問で「補助金・助成金に関する支援機関・専門家の支援を受けた経験がある」と回答した人に、依頼してよかった点について尋ねたところ、「申請書類の作成や内容整理を支援してもらえた」(47.7%)が最も多く、「制度の選定や対象要件について的確なアドバイスがもらえた」(27.4%)、「採択されやすい申請のポイントを教えてもらえた」(24.2%)が上位に。

一方、前問で「補助金・助成金に関する支援機関・専門家の支援を受けた経験がない」と回答した人に、その理由を尋ねたところ、「依頼費用が高そうだと感じたため」が最多の35.9%。次いで「自分で対応できると判断したため」(20.8%)、「支援を受けるほどの規模の案件ではなかったため」(19.5%)と続いた。

  • 補助金・助成金に関する情報収集と、需給できていない理由

    補助金・助成金に関する情報収集と、需給できていない理由

次に、前問で「補助金・助成金の申請に成功し受給した経験がない」と回答した569人に対し、受給できていない理由を聞いたところ、「申請方法が難しいため」(32.2%)、「自分が対象となる補助金を見つけられないため」(27.2%)、「事業計画書を用意するのが難しいため」(20.9%)が上位となった。