AZWAYは、10代~60代以上のバイト経験者男女300名を対象に「スキマバイトに関するアンケート調査」を実施し、2026年3月12日に結果を発表した。調査期間は2026年1月7日~15日で、インターネット調査にて行われた。
調査の結果、スキマバイト経験者は48.0%(144人)にのぼり、未経験者を含めた合計87.0%(261人)が経験または今後の利用意向があることが判明した。一方で、利用をためらう層からは安全性への不安も挙がっており、利便性と懸念が同居する実態が浮き彫りになった。
スキマバイトは経験あり48.0%、今後してみたい39.0%
スキマバイトの経験について聞いたところ、経験者は合計48.0%(144人)となった。内訳は「現在もしている(直近1か月に1回以上)」は8.0%、「直近1か月は0回だが、継続利用中」は4.7%、「過去にしたことがある(10回以上)」は11.0%などになった。また、未経験層の39.0%(117人)が「今後してみたい」と回答しており、潜在的な関心の高さが伺える。一方で「今後もしない」は13.0%(39人)にとどまった。
スキマバイトをする(したい)理由トップは「空き時間を有効活用」
経験・意向ありの261人に理由を尋ねたところ、「空き時間を有効活用したい」は54.4%(142人)で最多になった。次いで「生活費/固定費の補填」が44.4%(116人)、「すぐに収入が必要だった(急な出費)」が26.8%(70人)、「いろんな仕事を試してみたい」が25.7%(67人)となった。細切れの時間を収入に変えられる点が最大の魅力として支持されている。
今後もしない理由は「トラブルがありそうで不安」
「今後もしない」と回答した39人に理由を聞いたところ、「トラブルがありそうで不安」は38.5%(15人)で1位になった。続いて「体力的・年齢的に不安がある」「本業・学業で時間が取れない」「興味はあるが、内容がよく分からない」がそれぞれ23.1%(9人)となった。現場の不透明さや安全性への懸念が、参入の障壁となっている。
おすすめ度は平均5.7点
友人・知人への「おすすめ度(0~10)」は平均5.7点になった。回答の最多は「5」の16.7%(50人)で、標準的な評価が目立つ。属性別では、経験者の平均が6.1点に対し、未経験者は4.7点となった。実際に体験することで評価が上がる傾向が見られ、漠然とした不安よりも実体験の方がポジティブに捉えられている。
経験者が実際にやった仕事は「倉庫」が最多
経験者144人が実際に経験した仕事は、「倉庫(ピッキング/仕分け/検品)」は49.3%(71人)で約半数を占めた。次いで「飲食(ホール/キッチン補助)」が31.9%(46人)、「イベント/ライブスタッフ(設営・運営)」が22.9%(33人)、「小売(コンビニ/スーパー/ドラッグストア等)」が18.1%(26人)となった。特別なスキルを必要としない単純作業が、スキマバイトの定番となっている。
面白そう1位は映画・ドラマ・CMのエキストラ/撮影補助
全回答者に一番面白そうだと感じる仕事を聞いたところ、「映画・ドラマ・CMのエキストラ/撮影補助」は35.0%(105人)で1位になった。続いて「イベント/ライブスタッフ」が30.3%(91人)、「覆面調査(ミステリーショッパー)」が29.0%(87人)となった。実際に経験が多い仕事と「面白そう」な仕事には乖離があり、非日常的な体験への期待が高いことがわかる。
面白そうな理由は普段入れない場所/裏側を見られそう
面白そうだと感じた理由は、「普段入れない場所/裏側を見られそう」は59.3%(178人)で突出した。次いで「有名人/プロの現場に関われそう」が27.3%(82人)、「短時間でも印象に残りそう」が23.0%(69人)となった。収入だけでなく、非日常の体験や特別な場所へのアクセスといった付加価値が魅力となっている。
自由記述から見えた期待と不安
期待の声として「履歴書不要で気軽」「人間関係が固定されない」といった利便性が挙がる一方、不安として「交通費が割に合わない」「現場の当たり外れ」といった課題も多く見られた。スキマバイトを上手く活用するには、こうした両面を理解することが鍵となる。






