退場となったアブカル [写真]=ムツ カワモリ

 ヘタフェのモロッコ代表DFアブデル・アブカルが、アトレティコ・マドリードのノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートの股間を触って一発退場となる珍事が発生した。

 14日にラ・リーガ第28節アトレティコ・マドリード対ヘタフェ戦が行われた。開始8分にアルゼンチン代表DFナウエル・モリーナが強烈なロングシュートを叩き込むと、アトレティコ・マドリードはGKフアン・ムッソの活躍もあって1点を守り抜き、1-0で勝利した。

 問題のシーンは55分、アブカルがセルロートの局部を触って挑発し、激昂したセルロートがアブカルをなぎ倒す。オンフィールドレビューで映像を確認した主審はアブカルにだけレッドカードを提示し、セルロートに対してはイエローカード一枚で済ませた。

 スペイン紙『アス』によると、アブカルは試合後、「あの部位に触れるつもりは全くなかった。触ろうなんて一度も思わなかった。誓って、あそこを触ろうなんて考えもしなかった。サッカーではよくあることだが、彼にぶつかりに行っただけだ。映像を見れば分かる通り、僕は彼の方さえ見ていなかった。お腹を触りに行っただけだ。あの部位をつかむつもりは全くなかった」と主張。意図的にセルロートの股間に触れたつもりは全くないとした。

 ヘタフェのホルへ・ボルダラス監督も試合後、アブカルの退場に言及。「映像を確認していたんだが、選手からも聞いていた通り、両者はもみ合っていた。昔からよくある光景だし、アブカルは相手を見ていなかった。俗に言う『玉』をつかんだようには見えなかった。そんな理由で退場処分になった例は見たことがない。彼は相手を見ていないから、どこをつかんでいるか分からないはずだ。決して意図的なものではない」とアブカルを擁護。また同監督は、試合を通じてアトレティコ・マドリードのプレーが“暴力的”だったとも主張し、全体的に主審の判定を批判した。

【ハイライト動画】アトレティコ・マドリードvsヘタフェ