
老後破産をしないためには、趣味とどのように付き合うのがよいのでしょうか? 元銀行員の筆者と共に考えてみましょう。
◆自分の趣味にいくらかかるのか調べてみよう
老後は収入が限られるため、趣味を楽しむ場合にもある程度の制限を設ける必要があります。その大きなポイントになるのがお金です。
とはいえ、好きなことや趣味をあきらめる必要はありません。大切なのは、趣味にどれくらいお金がかかるのかを知ることです。
まずは自分の趣味にどれくらい費用がかかるのかを調べ、そのための予算を確保しておくことが重要です。
◆資格取得なら独学や自治体や公的機関などのリーズナブルなコースを選ぶ
趣味の一つとして、資格取得を目指す人もいます。資格といってもさまざまな種類がありますが、まずは受験資格を確認することが大切です。
資格によっては指定講座の受講が必須のものもありますが、特に条件が設けられていない資格もあります。そのような場合は、スクールに通うのではなく独学で勉強する方法も考えられます。
独学用のテキストや問題集も多く出版されていますが、多少価格が高くても主催者が出版している教材を選ぶのがおすすめです。出題範囲をしっかりカバーしているケースが多いためです。
また、語学を趣味にしている人の場合は、大手スクールの高額な講座だけでなく、自治体や公的機関が開催しているリーズナブルな講座を利用する方法もあります。
会話サークルなどでは、語学学習だけでなくコミュニケーションの場として楽しむことができ、趣味仲間ができやすいというメリットもあります。さらに、オンライン講座や無料動画なども有効な学習方法の一つです。
◆必要なモノはリーズナブルな商品から探す
楽器を趣味にする人も多いですが、いきなり高額な楽器を購入すると扱いにくいこともあります。
例えば、バイオリンやビオラなどは高価な楽器として知られていますが、初心者であれば数万円程度でも十分に使える楽器を見つけることができます。
すでに続けている趣味の場合は、何にどれくらい費用がかかるのかを把握している人も多いでしょう。自分の収入と支出のバランスを考えながら、どの程度まで趣味にお金を使えるのかを見極め、予算の範囲内で楽しむことが大切です。
◆お金をかけなくても楽しめる趣味もある
老後だからこそ、趣味を持つことは生活を豊かにするうえでも大切です。
趣味にお金をかけることが一つの楽しみになる場合もありますが、年齢を重ねると、お金をかけなくても楽しめる方法を見つけられることも多いものです。
これまでの経験やアイデアを活かしながら、お金をかけ過ぎずに楽しめる趣味についても考えてみるとよいでしょう。
文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)
金融機関勤務を経てFP(CFP、1級FP技能士)を取得。独立系FPとして、各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などを行っている。金運アップやポジティブお金など、カラーセラピーと数秘術を取り入れたアドバイスも得意。
文=飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)