「AIでドヤ顔する奴は何様なんだ?」ブラック・クロウズ、AIによる曲作りを一蹴

30年以上にわたりロックンロールを鳴らし続ける伝説的バンド、ザ・ブラック・クロウズが今週末にニューアルバム『A Pound of Feathers』を発表。ボーカルのクリス・ロビンソンは、その最新作でAIなど一切使わず、昔ながらの手法でレコーディングしたことを名言している。

実際のところ、クリスと、バンドの創設メンバーでありギタリストの弟リッチ・ロビンソンの二人は、曲作りに関してAIテクノロジーに割く時間など微塵も持ち合わせていない。ローリングストーン誌のポッドキャスト『Nashville Now』のインタビューで、クリスはこう言い放った。

「あんなものはソングライティングじゃない。怠惰なデタラメだ。何かを成し遂げたような顔をして歩き回るお前は、一体何様なんだ? お前は何一つしちゃいない」

ロビンソン兄弟とバンドは、2024年にグラミー賞にノミネートされた『Happiness Bastards』も手掛けたプロデューサー、ジェイ・ジョイス(エリック・チャーチ等)と共に、イースト・ナッシュビルで『A Pound of Feathers』を録り上げた。

クリスは、音楽界でのAI利用だけでなく、社会全体がこの技術を受け入れようとしている現状に落胆しているという。

「今のこの国や世界を見渡してみると、信じられない思いだ。物事が制御不能になり、個人の意見が事実にすり替わり、人々の恐怖や無知が生活を支配し始めている。そんな中で、さらなる『非現実』へと惹かれていくなんて」と彼は語る。「この混沌とした状況だからこそ、人々は文化的にもっと心のこもったもの、魂のあるもの、ダイナミックなものを求めるようになると思っていたんだが。テクノロジーなんてこれっぽっちも興味がない。いいか、歯医者の治療はいまだに苦痛だろ。それが改善された時にでもまた連絡してくれ」

さらに、最新のAI生成ミームをクリスに見せようなどとも思わないという。

「『ラマに乗ったエビル・クニエビル(伝説のスタントマン)が14箱のマカロニを飛び越える』なんて画像より、AIを使って歯医者での快適さを進化させてほしいものだね。あんなものを見るくらいなら、パーラメント・ファンカデリックのレコードを全部聴く方がマシだ」

ブラック・クロウズは4月14日・15日、東京・Zepp DiverCity (TOKYO) で来日公演を行なう。

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From Rolling Stone US.

THE BLACK CROWES READY THEIR MOST AMBITIOUS STUDIO ALBUM YET | A POUND OF FEATHERS - The Black Crowes

ザ・ブラック・クロウズ

『A Pound of Feathers』

2026年3月13日リリース

配信リンク:https://orcd.co/poundoffeathers

日本盤詳細:http://bignothing.blog88.fc2.com/blog-entry-16529.html

ザ・ブラック・クロウズ来日公演

2026年4月14日(火)・15日(水)Zepp DiverCity (TOKYO)

オープニングアクト(両日出演):The Asteroid No.4

18:00 open/18:45〜 The Asteroid No.4/19:40〜 The Black Crowes

チケット料金:1F スタンディング ¥17,000/2F 指定 ¥20,000(ドリンク代別途/税込)

公演詳細:https://udo.jp/concert/TheBlackCrowes26

【動画】ブラック・クロウズ新曲のミュージックビデオ

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