ラ・リーガのテバス会長は依然として欧州スーパーリーグ構想を警戒 [写真]=Getty Images

 ラ・リーガのハビエル・テバス会長は、消滅した欧州スーパーリーグ構想について依然として警戒感を持っているようだ。現地時間12日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 欧州スーパーリーグは、欧州サッカー連盟(UEFA)が主催するUEFAチャンピオンズリーグに代わる新たなコンペティションとして2021年4月に設立された。しかし、降格がないレギュレーションなどに対してファンやサポーターを中心に各方面から批判が集中。アーセナル、チェルシー、リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、トッテナム・ホットスパーといったプレミアリーグ勢が72時間以内に撤退を表明した他、アトレティコ・マドリード、ミラン、インテル、ユヴェントスもこれに続いた。2026年2月にはバルセロナが離脱し、同構想にはレアル・マドリードのみが残る形となっていたが、そのレアル・マドリードもUEFAおよび欧州クラブ協会(EFC)との和解に向けて原則合意。これにより、大きな波紋を呼んだ欧州スーパーリーグ構想は消滅する運びとなった。

 だが『マルカ』によると、当初から欧州スーパーリーグ構想を批判してきたテバス会長は「依然として脅威である」と、同構想を警戒し続けている模様。「(レアル・マドリードの)フロレンティーノ・ペレス会長とEFCの議長を務めるナセル・アル・ケライフィ会長との間の合意を信じていない」と語った。

 また、テバス会長は「アル・ケライフィ会長が提唱するモデルは欧州スーパーリーグに似ている」と指摘。「ペレス会長は迅速に行動したかったが、アル・ケライフィ会長は同じことを15年かけて実現しようとしている。だからこそ、欧州スーパーリーグは脅威であり続けるのだ」と、パリ・サンジェルマンの会長でもある同氏に釘を刺した。