社会人になってからの新しい友人を作るのは、学生時代とは勝手が違いなかなか苦労するものです。とはいえ、職場や趣味、紹介など、出会いのきっかけは意外と日常の中にたくさんあるかもしれません。

そこで、マイナビニュース会員に、社会人になってからの友人づくりについてのアンケートを取った結果を紹介します。具体的にどのような場所で出会うかや、会話の中で心掛けていることを紹介します。

「社会人になってから新しく友人ができた経験がある」人は78.5%

社会人になってから新しく友人ができた経験があるか尋ねると、78.5%が「はい」と回答。

  • 社会人になってから新しく友人ができた経験はありますか?

    社会人になってから新しく友人ができた経験はありますか?

はい......78.5%
いいえ......21.5%

新しく友人ができるきっかけは「職場」が最多

次に、上記の質問に「はい」と回答した人に対して、新しく友人ができたきっかけを尋ねると、「職場」(81.5%)が最多で、次いで「趣味」(38.2%)、「知り合いからの紹介」(18.9%)という結果に。

また、「その他」と回答した人の中には、「飲み屋」や「ランチタイム」、「病気仲間」など意外なところでの出会いを経験したという回答も。

  • 社会人になってから新しく友人ができたきっかけは何でしたか? (複数回答可)※これまでに複数のケースがある場合は、該当するものをすべて選択してください。

    社会人になってから新しく友人ができたきっかけは何でしたか? (複数回答可)※これまでに複数のケースがある場合は、該当するものをすべて選択してください。

職場......81.5%
趣味......38.2%
知り合いからの紹介......18.9%
SNSやネット......13.9%
学生時代のつながり......11.8%
習い事......6.3%
その他(記述回答)......2.9%
覚えていない......2.5%

友人になりたい人に対してどんな行動をしている?

「社会人になってから『友人になりたい』『もっと仲良くなりたい』と感じた相手に対して、どのような行動をとっていますか?」と尋ねたところ、さまざまな工夫があがりました。

  • キャプション

    キャプション(出所:)

「自身の行動」において工夫していること、大切にしていること

「会う回数を増やす」「誘うきっかけを作る」など、まずは接点を意識的に作って距離を縮めるという声が上がりました。また、非日常の場に積極的に出向くよう心掛けている人も。

なるべく定期的に会うようにした(男性/30代/東京都/クレジット・信販)

人見知りなので共通の友人がいれば頼る。お酒の席に誘うこともある。(女性/50代/神奈川県/その他)

キャンプ場に行ったりして親交を深めています。(男性/30代/栃木県/官公庁)

相手を知ること、自分を知ってもらうこと。食事を一緒に取ったり、たまにはお酒を飲む場をつくる。(女性/60代/京都府/その他)

連絡を怠らない(男性/50代/大阪府/その他)

職場での雑談時間を大切にしている(男性/60代/東京都/通信関連)

スポーツを通じて仲良くなる。(男性/50代/東京都/コンピューター機器)

洋裁・編み物などでいろいろ教わっている(女性/70代/埼玉県/その他)

学生時代、同じようにテニスをしていた人を、当社のテニスサークルに誘いました。待ち合わせ場所からの移動には自家用車を使いましたが、ある程度限られた空間なのでプライベートな話もできたのが良かったと思います。(男性/60代/大阪府/教育)

休憩時間や昼休みに雑談をする(男性/30代/愛知県/その他)

SNSで知り合った推し活仲間とときどき会える機会を作って会っています。(女性/50代/三重県/専門店(その他小売))

知り合いの集まりに積極的に顔を出すようにして、コミュニケーションを大事にしています。(女性/50代/京都府/その他)

定年退職後も時々連絡している。(男性/60代/和歌山県/その他)

普段から職場や同じ寮で、会話を多くしてコミュニケーションを密にした。(男性/50代/大阪府/サービス(その他))

キャンプ、編み物、スポーツ、推しなど、職場以外のプライベートな時間での出会いを大切にしている人も多いようです。また、新しいコミュニティに一歩踏み出すのは勇気がいるものの、友人を頼ったり、お酒の席をきっかけに交流を深めたりするのも1つの手かもしれません。

「会話」において工夫していること、大切にしていること

会話では、共通点を探しながら"相手が話しやすい空気"を作る工夫が目立ちました。

共通の話題をみつけて話をする(女性/50代/神奈川県/不動産)

飲みに行ったり、悩みを相談したりしていた(男性/60代/宮城県/設計)

趣味の情報交換や職務上のアドバイス(男性/60代/京都府/設計)

仕事が本当に忙しい若い時代はそんな考えを意識して持ったことはありませんでしたが、年齢を重ねるにつれ政治的な趣向や個人的な趣味等で時間と精神的な余裕ができるに従いより共通話題が多くなりましたね(男性/60代/宮城県/その他)

研修などで自分から困っていることや他の参加者はどうしているか言葉を発し、話をもっと聞きたい時は良かったらと連絡先を渡す。自分も連絡しても良いか確認し、無理に返事はしなくても良い旨を伝える。種々の立場や職種が集まる勉強会に参加し、楽しむことで会話が弾むようにしている。失敗談や迷いなどどんどん話す。相手の表情や体の動きも見ながら適宜距離を保持しつつ、学びたい旨を柔らかいことばで話す(女性/70代/千葉県/その他)

仕事を追求する過程で、到達点が同じなため、言い合いながら良い関係を保っている(男性/70代/愛知県/輸送用機器(自動車含む))

お互いの出身地の観光情報を勉強して話題を広げた(男性/70代/神奈川県/その他)

天気や景色など人を選ばない内容を話して、相手がどの様な会話を好むか最初に観察したい(女性/30代/鳥取県/サービス(その他))

自身の悩みや失敗談を開示したり、天気や景色などの他愛もない会話から相手の反応を観察したりと、会話の展開を工夫している人も。また、お互いの出身地について勉強して話を広げたという声も上がりました。

「距離感」において気を付けていること

仲良くなりたいからこそ踏み込みすぎず、相手が嫌がる話題や境界線への配慮を重視する人もいるようです。

無理なくつかず離れずの距離感で関わっています(男性/50代/東京都/サービス(その他))

会社の後輩で旅行の趣味が合います 海外旅行にも一緒にいったりしつつ、社内ではちゃんと線引きして接しています(女性/50代/東京都/通信関連)

仕事と金の話をしないようにする(男性/40代/東京都/専門コンサルタント)

より友情を深めたい相手や仲良くなりたいと思う相手に対しては、その人に触れてはいけない話題、不快に感じる話題を知っておくこと、そしてそれをタブーにしておくことと思う。誰でも過去につらい経験があるものです、そこを理解しておくのは重要と思うし、異性、年上、同じ年、年下の友人でも尊敬の気持ちをもっておかないといけない。友人で喧嘩をすることは後々嫌なものを残しやすいので、あらかじめ喧嘩にならないように日々、心掛けをしておくのもいいと思う。(男性/30代/佐賀県/建設・土木)

気を抜いて話していると相手の逆鱗に触れてしまった、という経験がある人も少なくないはず。

仕事・金の話題はプライベートの場では避けるようにしたり、過去のつらい経験など相手にとって触れてはいけない話題を把握しておくなどの工夫をしている人もいるようです。また、年齢や立場に関わらず尊敬の気持ちを持つことも大切だという声も。

深く考えず自然な流れにゆだねる

あまり深く考えすぎず、生きていくなかで自然と出会う人を大切にするという声も。

共通点、趣向が同じ人との新たな繋がりなので、自然に仲良くなれた(男性/60代/千葉県/官公庁)

自分が正直に一生懸命生きていればなんとかなると思っている。特に目新しいことはしない(男性/60代/東京都/専門商社)

その他の工夫や考え方

焦らず時間をかけたり、価値観の違いを面白がったりと、"余裕を持った付き合い方"も選択肢になっているようです。

時間をかけて距離を縮める(女性/60代/神奈川県/生命保険・損害保険)

考え方が自分と違い、面白くためになった(男性/60代/愛知県/その他)

社会人になってから新しい友人ができることは、自分にとって前向きな気持ちをもたらしてくれる出来事の一つではないでしょうか。ぜひ今回紹介した声を参考にしてみてください。

社会人になってからの友人づくりについてのアンケート
調査時期: 2026年2月20日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 303人
調査方法: インターネットログイン式アンケート