All Aboutが募集しているアンケート「買ってよかった優待銘柄」から、株主優待にまつわる体験談をご紹介。今回は大分県在住29歳男性のエピソードです。

現在上場企業の1500社以上が導入している株主優待。新NISAなどをきっかけに増えた個人投資家に向け、魅力的な優待品をアピールする企業も増えています。

ここではAll Aboutが実施しているアンケートから、皆さんの「買ってよかった優待銘柄」をご紹介。おすすめの銘柄だけでなく、株主優待の魅力や失敗談といったリアルな声を、銘柄選びの参考にしてください。

◆回答者プロフィール

年齢性別:29歳男性

同居家族構成:本人のみ

居住地:大分県

雇用形態:自営業・自由業

年収:350万円

現預金:100万円、リスク資産:3420万円

◇リスク資産内訳

・投資信託:1800万円

・その他:1620万円

◆「おすすめ優待銘柄はU-NEXT HOLDINGS」

投資歴は「約9年」、投資信託を中心に運用しているという20代の投稿者男性。

株主優待目的で最も買ってよかった銘柄は、U-NEXT HOLDINGS<9418>とのこと。

100株以上1000株未満の保有の場合、優待として「動画サブスクの一角であるU-NEXTが、半年ごとに90日間無料で見られる」と言います。

もともとは「2024年の分割前にキャピタルゲイン(資産を購入価格よりも高い価格で売却した際に得られる利益)狙い」で注目した銘柄だったそうで、「優待取得に必要な株数は、3分割後も100株のまま据え置きという条件だったため、(分割前に)100株保有していた場合は優待利回りが理論上3倍に跳ね上がるという、優待投資家にとって妙味のある水準となることに着目した。買い注文が集まることでの株価上昇が期待できたため」購入を決めたとのこと。

優待にも満足している様子で、「広告なしで動画を見られるのがありがたい。マニアックな作品や古い作品はU-NEXTでしか見れないものが多々あり、優待をきっかけに日本の動画配信サービスの良さを知った。これからも頑張ってほしい」と投稿者。

さらに、併せてもらえる「U-NEXTポイントは、映画館のチケットへの引換もできるため、映画会社の株を買うよりも優待利回りがよい」とあります。

◆「優待は長期保有者にとってのインセンティブのような存在」

日ごろ株主優待銘柄選びで重視しているポイントは、「廃止リスクの少ない自社製品を提供してくれる銘柄」かつ優待品が「日常生活で利用できるものや、日常生活をちょっと豊かにしてくれるもの」と投稿者。

加えて、「株主構成で個人株主が多数の銘柄は、下落局面でも値下がり幅が他の銘柄よりも低い傾向にある」ため特に注目していると言います。

U-NEXT HOLDINGS以外で気に入っている優待銘柄として挙げたのは、明治ホールディングス<2269>。100株以上の保有でお菓子の詰め合わせがもらえるそうで「近年の傾向としては、西日本でしか売っていない『カール』が毎年同梱されている。東日本在住の方には特にうれしい優待かもしれない」と紹介します。

最後に、優待銘柄のメリットについて「毎年届く優待が、長期保有者にとってのインセンティブのような存在になっていて、よい会社の株を長く持つことで、株価上昇の恩恵を受けられる」と語った投稿者。

一方で、「金券がもらえる優待銘柄を持っていたことがあったが、優待廃止となった際に、定期的な収入の消失と、価格下落による損失のダブルパンチを食らう羽目になった」と、苦い経験も明かされていました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています

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文=あるじゃん 編集部