![イタリア・ダービーで退場処分となったユヴェントスのカルル [写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
セリエAの審判部長を務めるジャンルカ・ロッキ氏が、イタリア・ダービーでの判定について言及した。15日、イギリスメディア『ガーディアン』がコメントを伝えている。
現地時間14日に行われたセリエA第24節、インテルとユヴェントスによる伝統のイタリア・ダービー。試合は激しい点の取り合いとなり、最終的には90分にピオトル・ジエリンスキのゴールで勝ち越したインテルが数的不利のユヴェントスを3-2で下した。
物議を醸しているのが試合の流れを大きく左右することとなった42分の判定だ。インテルのアレッサンドロ・バストーニがインターセプトに成功し、カウンターを阻止しようとしたピエール・カルルの左手とわずかに接触。バストーニが倒れ込むと、フェデリコ・ラ・ペンナ主審はカルルにこの日2枚目のイエローカードを提示し、ユヴェントス側の猛抗議も虚しく退場処分となった。2枚目の警告に関する事象はVARの対象外となっているため、判定が覆ることもなかった。
しかし、リプレイ映像を確認すると、カルルとバストーニの接触はほとんどなく、転倒するような力が加わっていたようには見えない。試合から一夜明け、ロッキ氏は当該の判定について「ラ・ペンナ主審による明白な誤審、そしてVARを用いて修正できなかったことについて深く謝罪する。ラ・ペンナ主審はひどく落ち込んでいるが、我々は彼の味方だ」とコメントした。
続けて、ロッキ氏は「真実を話さなければならないが、ミスを犯したのは彼(ラ・ペンナ主審)だけではない。昨日の試合では明白なシミュレーションが行われたのだから」と前置きしつつ、「あらゆる手段を用いて我々を欺こうとする一連の出来事の最新事例だ。我々はミスを犯した時に責任を取る能力があるが、誰も我々を擁護しない。さらに言えば、ミスを認めているのが我々だけであるという事実が、私を失望させている」とユヴェントス戦でのバストーニをはじめ、シミュレーションを行う側へ苦言を呈している。
【ハイライト動画】イタリア・ダービーは撃ち合いに…インテルが数的不利のユーヴェを下す