くふう生活者総合研究所は2月10日、花粉症・黄砂対策に関する意識調査の結果を発表した。調査は2026年1月30日~2月2日、生活者4,944名を対象にインターネットで行われた。
6割以上の人が今年の花粉シーズンに不安を抱いている
2026年の花粉飛散シーズンが不安であると回答した人は64.4%(「非常に不安」26.5%、「やや不安」37.9%の合計)だった。
発症や症状の悪化、日常生活への影響、対策にかかる出費について不安に思っている人が多く、「私はまだ今のところ花粉症の症状は無いが、いつか発症するのではないかとビクビクしながらマスクをして外出している」(50代男性)、「昨年より飛散量が多いようなので、症状の悪化が不安。また、毎年シーズンには注射を接種しているが、費用が高いので気になっている」(40代女性)、「発症すると5月中旬まで症状が続くので、対策アイテムの出費がかさむのが不安」(50代男性)、「症状が辛く、仕事の集中力が落ちるのが心配」(40代女性)といった声が寄せられている。
3割超が1月までに対策を始めている
花粉症の症状があると回答した人は全体の約7割(「重度」9.4%、「中程度」32.3%、「軽度」26.6%の合計で68.3%)だった。2026年は2月上旬より東海や九州北部からスギ花粉の飛散が始まる見込みと予測されていた。症状がある人に対策をいつから行っているか(行う予定か)たずねたところ、1月までに開始している人が3割以上(33.3%)だった。
一方、「対策しない」人は約4割(39.4%)であり、症状はあってもシーズンが過ぎるまで耐える人も少なくないことがわかる。
花粉症対策は「マスク着用」が8割以上(83.2%)と圧倒的に多く、「通院」が約半数(52.7%)、続いて「市販薬の服用」(34.6%)と症状軽減のための対策が上位となった。
花粉症対策の予算は平均5,042円
花粉症対策にかける予算は「1,000円~3,000円未満」が最も多く(37.6%)、5,000円未満までで全体の8割近くとなる。中には1万円以上かける人もいるため、予算の平均金額は5,042円となった。
購入したもの・購入するものは「マスク」(53.7%)が最も多く、症状を抑える市販薬「飲み薬、目薬、点鼻薬など」(45.5%)が続いた。約2割(20.1%)が「保湿ティッシュ」を購入することにも注目できる。
約7割が「黄砂の影響を感じる」と回答
アンケートでは「花粉と黄砂が一緒になった時の症状の悪化が不安(50代女性)」「花粉症と黄砂の時期が一緒になるので余計にひどい症状です(50代女性)」などの声もあり、花粉に加えて2月頃より日本列島への飛来が増加する黄砂で重症化することを不安に思っている人が多い状況にある。
居住している地域で「黄砂の影響を感じる」と回答した人は69.6%(「とても感じる」23.9%、「やや感じる」45.7%の合計)で、地域別ではとくに中国・四国・九州地域で「とても感じる」と回答した人の割合が3割~4割と高い結果となった。
黄砂対策をする人は約4割
黄砂対策をする人は約4割で、花粉に比べると少ないが、「マスク着用」「洗濯や布団干しでの対策」など花粉対策と一緒に行う人が多いことがわかる。「黄砂による車の汚れ」を気にする人も多く、洗車など「自家用車への対策」を挙げた人が約2割(18.3%)いた。
症状がある人には憂鬱な季節となる花粉飛来シーズン、黄砂飛来による症状の悪化への懸念がさらなる負担となっていることがわかる調査結果となった。





