参天製薬は2月5日、「花粉症による新生活への影響に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2025年12月25日~12月26日、2025年春に花粉症の症状(目のかゆみ・充血、目のはれの症状)があった20代~50代の男女484名を対象にインターネットで行われた。
花粉症で「パフォーマンスに影響あり」は8割以上
花粉症の症状があるとき、仕事や勉強、家事などの「パフォーマンス(集中力や作業効率)」は普段と比べてどの程度下がると感じるかを聞いたところ、「変わらない」と回答した人は1割強にとどまり、残る8割以上の人が少なからず「パフォーマンスが低下した」と回答した。 特に「半分くらいになる」「ほとんど手につかない」とパフォーマンスの低下を感じている人は3割を超えており、花粉症の症状がパフォーマンス発揮を妨げる要因となっていた。
医療機関への受診は4割
2025年春の花粉症対策をしたと回答した人を対象に、対策をした症状を聞いたところ、「鼻水・くしゃみ」と「目のかゆみ・充血・目のはれ」への対策を行った人は共に8割を超えていた。
一方で、具体的な対策内容を見ると、耳鼻科・眼科・皮膚科のいずれかまたは複数診療科を受診したと回答した人(複数回答可)は、4割だった。
「初期療法(早期治療)」の認知度
花粉飛散予測日の約2週間前、または症状が少しでも現れた時点から、抗アレルギー薬による治療を開始する「初期療法(早期治療)」について、「言葉も効果もよく知っている」と回答した人は3割だった。 一方で、「言葉も効果もよく知っている」と回答した層に限って見ると、実際に「毎年必ず行っている」人は5割以上だった。
調査を受け、ツカザキ病院 部長の福島敦樹氏は次のようにコメントしている。
「初期療法(早期治療)の重要性は、医学的なメカニズムの観点からも広く知られています。個人差はありますが、花粉症の症状は、症状が出る前、あるいは症状が軽いうちに治療を開始することで、ピーク時の症状の軽減が見込まれます。目の症状は"そのうち治る"と考えてしまいがちですが、適切なタイミングで治療を開始することにより、日常のパフォーマンスや生活の質の改善が期待できます。医療機関を受診し、正しい治療方法について知っていただき、飛散前の早期受診と継続的なケアを行っていただければ、春をより快適に過ごすことができると考えています」(福島 敦樹氏)



