第一三共ヘルスケアは1月20日、「冬の体調不良と対策に関する実態調査」の結果を発表した。調査は2025年11月21日~24日、全国の15~69歳の男女1,100人を対象にインターネットで行われた。
はじめに、季節の感覚について聞いたところ、87.6%が「以前に比べて季節の変化が極端になっている」、65.9%が「日本の季節は『四季』ではなく、『二季』だ」と回答。また、冬の体調管理の難しさについて聞くと、73.8%もの人が「昨今の気候の変化にあわせた冬の体調管理は、これまで以上に難しくなっていると感じている」ことが分かった。
続いて、風邪、のどの乾燥、鼻冷えなど21の症状を提示し、冬に感じることがある症状、およびここ数年特に感じる冬の症状を聞いたところ、いずれも「肌の乾燥」「手足の冷え」「のどの乾燥」が上位になったほか、ここ数年特に感じることとして「寒暖差アレルギー」が5位にランクアップ。また、対策できていない冬の症状を聞くと、「手足の冷え」(19.3%)、「肌の乾燥」(15.4%)、「のどの乾燥」(14.1%)に次いで、「寒暖差アレルギー」(13.6%)が4位となった。
次に、睡眠を多めにとる、日に当たるなど17項目の中から、冬の体調不良の対策として行っていることを教えてもらったところ、「手洗い・うがいをする」(45.5%)、「温かい飲み物や食べ物をとる」(45.2%)、「湯船につかる」(36.7%)が上位に。「乾燥」や「寒暖差アレルギー」の症状を感じる人が多いものの、「まめに水分補給をする」と答えた人は20.1%、「室内の湿度を一定に保つ」と答えた人は15.7%にとどまった。
最後に、「冬の体調管理についてAIに相談しますか?」と尋ねたところ、26.5%とおよそ4人に1人が相談していることが判明。特にZ世代(15~29歳)では41.0%と高く、シニア世代はぐっと下がり60代で11.0%だった。
冬のジェットコースター不調チェックシート
同社では、このような急変する気候の影響を受ける冬の不調のことを「冬のジェットコースター不調」と命名。ジェットコースター不調に陥る危険性を確認する「チェックシート」を内科医・正木初美先生監修の下に作成した。同シートは全10問からなり、今の自分の状況で当てはまるものが1つでもあれば、「冬のジェットコースター不調」の予備軍と診断される。
なお、気温の変化による不調を訴える方に対し正木医師は、「気温差への対応ができるよう、脱ぎ着できる服装を心がけ、マフラー・ネックウォーマー、スカーフなど、首に巻いたり、膝にかけられるものを持ち歩いたり、また、入浴は自律神経を整える効果が高いので、シャワーではなく湯船につかる」ようアドバイスしている。



