決勝弾を挙げたE・フェルナンデス [写真]=Getty Images

 プレミアリーグ第24節が1月31日に行われ、チェルシーとウェストハムが対戦した。

 チェルシーは現在公式戦4連勝と好調を維持しており、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位マンチェスター・ユナイテッドとは勝ち点「1」差に詰めている。勝てば4位へ浮上するチャンスもあった。

 一方のウェストハムは、リーグ戦23試合を消化して5勝5分13敗と低迷しており、降格圏の18位に沈んでいる。17位ノッティンガム・フォレストとの勝ち点差は「5」と、残留に向けて勝ち点を少しでも積み重ねたいところだった。

 試合は7分、ウェストハムがセカンドボールを回収すると、アーロン・ワン・ビサカは右サイドからパス。これをボックス外の右でジャロッド・ボーウェンが受け、反転してからクロスを上げると、ボールはそのままゴールに吸い込まれていった。

 リードされたチェルシーはボール保持率で大きくウェストハムを上回るが、目立ったチャンスを作れず、同点とはならない。

 ウェストハムはさらに36分、後方からの対角のロングパスを右サイドでボーウェンが収め、ボックス内のスペースにパス。これをワン・ビサカが折り返すと、クリセンシオ・サマーフィルが右足で合わせ、シュートをゴール右に突き刺した。前半は、ウェストハムが2点をリードして終えた

 チェルシーのリアム・ロシニアー監督は、ハーフタイムに3枚替えを敢行。アレハンドロ・ガルナチョ、ヨレル・ハト、ブノワ・バディアシルを下げ、ウェズレイ・フォファナ、ジョアン・ペドロ、マルク・ククレジャをピッチに送り出した。

 後半も、ウェストハムのペースで試合は進んでいく。しかし57分、ウェズレイ・フォファナがボックスの右手前からクロスを送り、ゴールファーポストに詰めていたジョアン・ペドロがヘディングでゴールを奪う。これで、チェルシーがまず1点を返した。

 勢いづいたチェルシーは70分、追いついてみせた。敵陣で左サイドに張っていたペドロ・ネトがクロスを上げ、マロ・ギュストがボックス内で頭で落とすと、最後はセカンドボールをマルク・ククレジャが飛び込みながらヘディングでゴールに押し込んだ。

 その後も、逆転へ攻勢を強めるチェルシー。何度かチャンスを作るが、ウェストハムは堅い守備で得点を許さない。だが後半アディショナルタイム2分、モイセス・カイセドのパスに抜け出したジョアン・ペドロがボックス内右で折り返し、エンソ・フェルナンデスがこれに合わせてゴール。2点を先行されたチェルシーが、土壇場で逆転してみせた。

 試合はこのまま終了。チェルシーが3-2でウェストハムに逆転勝利し、公式戦5連勝を達成した。

 チェルシーはこの後、2月3日にアーセナルとのカラバオ・カップ準決勝第2戦に臨む。ウェストハムは次節、2月7日にアウェイでバーンリーと対戦する。

【スコア】
チェルシー 3-2 ウェストハム

【得点者】
0-1 7分 ジャロッド・ボーウェン(ウェストハム)
0-2 36分 クリセンシオ・サマーフィル(ウェストハム)
1-2 57分 ジョアン・ペドロ(チェルシー)
2-2 70分 マルク・ククレジャ(チェルシー)
3-2 90+2分 エンソ・フェルナンデス(チェルシー)

【動画】ククレジャの同点弾! チェルシーvsウェストハム