フジテレビの清水賢治社長が30日、記者会見を行い、一連の問題に伴う社員の退職や新卒採用への影響などについて語った。
同局では昨年からの一連の問題を受けたCM出稿の一斉停止から、番組制作費の縮減など様々な影響が出ているが、社員の退職も続いている。
これについて、清水社長は「事案が影響しているかは、こちらでは把握していません」とした上で、「クリエイティブな部門での退職者は、競合のメディアがたくさん出てきていますので、そういうところにフジテレビ出身者はかなり出ています」と近年の傾向を説明。「OTT(大手動画配信サービス)やコンテンツ会社などにも、かなり行っていますので、その人たちで同窓会ができるのではないか、と言われるくらいです」という。
一方で、「中途採用を増やしていますので、こういう状況ではありますが、フジテレビで自分の力を試してみたいという方も多く来てくれています。1年前の事案で我々は“同質性”という問題を指摘されましたので、このように人材が回転していくということは、それを解消するためにも促進したほうが良いと思っています」と前向きに捉えた。
また、新卒採用の応募人数については、「具体的な数字は控えさせていただきますが、やはりこの事案の影響は出ていると聞いております」と、減少していることを明かした。
