クリニックフォアグループは1月21日、「冬のお悩みとホルモンバランスの実態調査」の結果を発表した。調査は2025年12月5日~2025年12月8日、一都三県在住の20~40代女性500名を対象にインターネットで行われた。
冬の悩みの多くは「ホルモンバランスの乱れ」から
一都三県在住の20~40代女性500名に、冬に悪化したり気になりやすい心身不調を調査したところ、1位「冷え・むくみ(58%)」、2位「気分の落ち込み(季節性の抑うつ感)(26%)」、3位「睡眠の質低下(23%)」、4位「体重増加(21%)」、5位「PMS(イライラ・抑うつ・眠気・倦怠感など)(20%)」の順で多い結果となった。
各不調の原因を尋ねたところ、上位6つの不調のうち「気分の落ち込み(季節性の抑うつ感)」「PMS」「肌荒れ・ニキビ」の3項目において、半数以上が「ホルモンバランスの乱れ」が主な原因であると捉えていることが判明した。この結果から「ホルモンバランスの乱れ」が、女性の冬の不調や困りごとに大きく影響を及ぼしている可能性が示唆されている。
4人に3人が「不調を放置」する"冬の隠れ我慢"
前述のいずれかの困りごとがある337名に、その症状への対処状況を調査したところ、予防的に対処しているのは全体の4人に1人のみにとどまることがわかった。対処している172人の中でもその半数は「症状が強いときのみ対処」しており、ある程度の症状はガマンして過ごしていることが示唆される。
この「対策をしない」傾向は年代が上がるほど高く、予防的対処をしている40代(22%)は20代(36%)の6割にとどまった。冬になると困ると認識していても、予防に踏みだしている人はまだ少ないことが明らかになった。
適切な対処方法が知られていない現状も明らかに
いずれかの困りごとがある337名のうち「症状が強いときのみ対処している」87人、「特に対処していない」165人に、困っていても予防的に対処していない理由をきいたところ、「耐えられる症状の辛さだから(35%)」「困っているが耐えられるから(27%)」と、不調をガマンしている傾向にあることがわかった。一方で、「困っているが解決方法がわからないから」も4人に1人(24%)存在し、適切な対処方法が浸透していない現状が示唆される。
冬のホルモンバランスや月経関連の困りごとの裏には、重大な疾患が隠れているケースも少なくない。我慢を重ねることで症状が悪化・慢性化し、睡眠不足や集中力の低下、気分の落ち込みなど、日常生活全体に悪影響が及ぶ恐れもる。つらさを感じた時点で、早めに受診し、適切な治療を選択することが重要となる。
低用量ピルを服用している人の約半数は、冬の悩みが「減った」
ホルモンバランスの乱れに起因する冬の"なんとなく不調"への予防的対策の1つとして、「低用量ピル」がある。低用量ピルを「現在服用している」109人に、冬に限ったときに低用量ピル服用により「悩みの総量」がどう変化したか調査した。
その結果、悩みの総量が「大きく減った(1割以上下がったと実感)」「やや減った」と回答した人は、全体の約半数(48%)にのぼった。低用量ピルを用いることが、悩みの軽減を実感できるほどに役立っている可能性が示唆される(効果・効能・副作用の現れ方は個人差がある)。
冬のホルモンバランスや月経関連で「困ること」の症状別にみると、困る症状として最も多かった2大悩み「パフォーマンスの低下が起こりやすい(集中力/気分/睡眠)(32%)」「寒さで生理痛が重くなりやすい(27%)」においても、改善している人が見られた。
また、特に改善幅が大きかったこととしては、冬の繁忙期におけるイベントと月経周期の重複(重なり)を回避できたことが挙げられる。低用量ピルを服用することで以下のシーンにおいて「改善した」と回答しており、スケジュールに合わせて月経時期をコントロールできる点が大きな支えとなっていることが伺える。(効果・効能・副作用の現れ方は個人差がある)
冬の不調はなぜ起こる? 医師が語る背景と対処の考え方
調査を受け、クリニックフォアの医師は次のようにコメントしている。
冬は、日照時間の減少や寒冷刺激に、生活リズムの乱れなどが重なり、自律神経やホルモンバランスに影響を及ぼしやすいとされる季節。今回の調査で、「気分の落ち込み」「PMS」といった不調が上位に挙がったことは、こうした季節要因が女性ホルモンの変動に一定程度影響している可能性を示唆している。
特に、気分の落ち込みや睡眠不足、集中力の低下といった"パフォーマンスの低下"は、本人が体調不良として自覚しにくい一方で、仕事や家庭生活に大きな影響を及ぼす。しかし、本調査では多くの方がこうした不調に予防的な対策を講じず、我慢している実態も明らかになった。不調を放置すると症状の慢性化や固定化を招き、日常生活の質を長期的に低下させる恐れがあるため、早期のケアが重要となる。
こうした不調を軽減する選択肢の1つに「低用量ピル」がある。低用量ピルはホルモン変動を一定に保つことで、生理痛やPMSなどの不調を安定させる効果が期待できる。特に、進学や就職などの新生活を控える4月にベストなコンディションを整えたい人は、1月頃からの服用開始が推奨される。服用初期には一時的な吐き気や不正出血などのマイナートラブルが起こる場合もあるが、多くは3ヶ月ほどで体が慣れ、症状が落ち着いてくる。環境が大きく変わる春本番を、健やかな状態で迎えるためには、この1月からの「先回りしたケア」が重要とされる。また、医師の診察のもとで体調やリスクを確認しながら使用することで、安心して服用することが可能となる。(効果・効能・副作用の現れ方は個人差がある)





