JR九州は22日、九州新幹線全線開業15周年記念プロジェクト「つばめの大冒険」を3月12日から実施すると発表した。2016年の熊本地震で被災し、そのまま営業運転を終えた九州新幹線800系U005編成1号車を修繕・再塗装。陸路と海路で九州各地を巡らせるという。

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    九州新幹線全線開業15周年記念プロジェクト「つばめの大冒険」が始動

800系U005編成1号車は熊本地震の影響で走行できなくなり、熊本総合車両所で約10年間保管されてきた。今回のプロジェクトで自力走行は行わないが、陸路と海路を組み合わせた輸送で九州各地を巡り、最終的にJR博多駅前広場へ到着する「感謝の旅」とする。

プロジェクト初日の3月12日、熊本総合車両所で「復活」した「つばめ」を披露するセレモニーを実施。安全上の観点から一般公開は行わず、招待メディアを対象とした催しとし、当日の様子はメディアおよびSNS等で発信する予定としている。

続いて3月28日深夜から3月29日早朝にかけて、熊本総合車両所から熊本新港へ陸上輸送を行う。3月29日日中にクレーンで車体を吊り上げ、台船に設置した上で出航する計画で、当日は見学イベントも実施する。観覧は抽選制とし、応募方法等は後日案内する。

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    九州新幹線「つばめ」800系U005編成1号車の想定輸送ルート

  • 「つばめの大冒険」メイングラフィック

台船に載った「つばめ」は、大牟田、八代、川内、鹿児島湾、指宿など、九州新幹線沿線を中心に各地を巡る予定。航海を終えた後、4月10日からJR博多駅前広場で約10日間展示する。桜をテーマにした演出とライトアップに加え、イベントも実施するとのこと。