老後の心配事といえば、やはりお金。現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、大阪府在住65歳男性のケースを紹介します。

金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかったと現役時代に後悔を持つ人もいるようです。

現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、大阪府在住65歳男性のケースをご紹介します。

◆回答者プロフィール

回答者本人:65歳男性

同居家族構成:本人、妻(54歳)、子ども(29歳、25歳)

住居形態:持ち家(戸建て)

居住地:大阪府

リタイア前の雇用形態:正社員

リタイア前の年収:650万円

現在の預貯金:1800万円、リスク資産:600万円

これまでの年金加入期間:国民年金60カ月、厚生年金420カ月、個人年金保険15年

◆現在受給している年金額(月額)

老齢基礎年金(国民年金):6万5000円

老齢厚生年金(厚生年金):11万円

障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし

遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし

その他(企業年金や個人年金保険など):個人年金保険30万円(年額)

配偶者の年金や収入:給与収入100万円(年額)

◆「将来の医療・介護費を考えると十分な年金額ではない」

現在の年金額について満足しているか、の問いに「どちらでもない」と回答した今回の投稿者。

その理由として「生活費は年金である程度まかなえているが、医療費や将来の介護費用を考えると不安が残るので、満足とは言えません」と語っています。

ひと月の支出は約「17万円」。年金だけでは「年に1~2回足りない月がある」と回答されています。

◆「図書館アルバイトで月3万円の収入がある」

現在は「週2回ほど地域の図書館でアルバイト」をしていて、年金以外に「月3万円程度」の給与収入を得ているとのこと。

また年金生活においては「電気代節約のためエアコンは控えめにし、買い物は特売日に行く。外食を減らし自炊中心にすることで出費を抑えています」とあります。

◆「老後資金のために早く積立投資すればよかった」

現役時代にもっとこうしておけばよかったと思うことがあるか、との問いには「もっと早い時期から、積立投資をしておけばよかった。退職金や年金だけでは老後資金に不安が残るので」と回答。

また「健康維持のために、働きすぎず、余暇を楽しむ生活を心掛ければよかった」とあり、仕事中心だったかつての暮らしを悔やんでいる様子です。

今後については「医療費や介護費用が増えることへの不安が大きいです。年金が物価上昇に追いつかず、生活水準が下がるのでは」との危惧があるとのこと。

一方で「時間に縛られず、趣味の家庭菜園や旅行を楽しめること」はリタイア後の特権だと投稿者。「孫と過ごす時間が増えたことにも喜びを感じています」と語られていました。

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文=あるじゃん 編集部