テクサーと藤倉コンポジットは、電源レス漏水検知センサーと太陽光発電・1NCE通信対応L5G Gatewayを組み合わせた漏水センサ評価キットを共同開発した。12月10日から、東京ビッグサイトで開催される「スマートビルディングEXPO 2025」で、展示・発表する。
脱炭素化とスマート化が進むビル・施設管理の現場では、電源配線や通信コストが導入の大きな課題となっている。これに対し、藤倉コンポジットは水に触れると発電・無線発信する電源レス液体検知センサーを開発し、テクサーが太陽光発電による完全自立型「L5G BLE Gateway」と、CAT-M1通信および1NCE IoT回線を統合。これにより、電源、配線、通信契約が一切不要の次世代型スマートビル監視システムが誕生した。
同システムは、水に触れるとセンサーが自ら発電し、BLEで信号を送信する。L5G Gatewayは太陽光で稼働するため、外部電源なしでの長期連続運用が可能。通信にはCAT-M1/LTE-Mネットワークと1NCE通信プラットフォームを採用し、初期購入費用だけで月額費用なしのワンタイムコストモデルを実現し、170か国以上で利用できる。
また、マグネシウム空気電池の原理を応用した高感度センサーにより、数滴の水で発電・通信でき、漏水や結露などを即座に検知・報知する。BUILDICSプラットフォームと連携することで、漏水や電力量などのセンサーデータをクラウド上で一括監視・可視化することも可能。電池交換や配線工事が不要なサステナブル設計で、運用コストとCO2排出量を大幅に削減できる。
