エア・ウォーターは11月17日、北海道鹿追町および古河電気工業と、鹿追町における第3バイオガスプラントの実現に向けた共同検討について、基本合意書を締結した。
北海道十勝地方にて家畜ふん尿由来のバイオガスから液化天然ガス(LNG)の代替燃料として使用される液化バイオメタン(LBM)の製造・販売事業を展開し、LBMサプライチェーンの構築による未利用資源を活用した地域脱炭素化に取り組んでいるエア・ウォーター。
鹿追町では、エア・ウォーター北海道が鹿追町の委託を受け「エア・ウォーター水素ステーションしかおい」を運営。鹿追町環境保全センターのバイオガスプラントで生成するバイオガスを原料にカーボンニュートラル水素を製造し、産業用途や水素自動車向けに販売している。
一方、古河電工は、2022年に鹿追町と包括連携協定を締結し、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金事業「CO₂等を用いた燃料製造技術開発事業プロジェクト化石燃料によらないグリーンなLPガス合成技術の開発」に採択された実証実験用プラントの建設を進めている。
この三者が11月17日、鹿追町が整備検討してきた第3バイオガスプラント計画の実現に向けた基本合意書を締結し、三者連携による共同検討に合意した。今後はともに、第3バイオガスプラントの建設・運営等に関する検討を進め、未利用資源の有効活用によるカーボンニュートラルエネルギーのサプライチェーンを構築・拡大し、地域の社会課題解決とカーボンニュートラル実現に貢献していくという。
