レゾンデートルは、夫婦間のモラハラに関する実態調査の結果を10月17日に発表した。同調査は2025年9月18日~25日の期間、20~59歳の男女9,378人を対象にインターネットを用いて行われた。
配偶者からモラハラを受けたと感じたことがあるか」を尋ねたところ、全体の26%が「ある」と回答した。
性別で見ると、男性25%、女性28%と、女性のほうがやや多い結果となった。
モラハラを受けたことがあると答えた2,461人に、その内容を聞いたところ、最多は「侮辱する・人格を否定する」(45%)、次いで「小さなミスを責める」(42%)、「大声で怒鳴る」(41%)、「無視・会話を拒否する」(36%)だった。
男女ともにこの上位4項目は共通しており、多くの人が「怒鳴る」「責める」「無視する」「侮辱する」といった言葉や態度による心理的圧力をモラハラとして受け止めていることが分かった。
ただし、全体の傾向は似ていても、「どの行為をより強く"モラハラ"と感じるか」は男女で異なる。グラフを見ると、女性のほうが全体的に割合が高く、特に「大声で怒鳴る」(女性48%/男性32%)、「家事や育児を一方的に押し付ける」(女性32%/男性17%)では差が大きく開いた。
一方で男性は、女性よりも「小さなミスを責められる」(男性45%/女性40%)と答えた割合がやや高く、感情的な攻撃よりも"評価や指摘の繰り返し"にストレスを感じやすい傾向が見られた。
次に、自分が配偶者に対してモラハラを「してしまった」と感じたことがあるか聞いたところ、「ある」と答えた人が全体の26%だった。性別で見ると、男性27%、女性25%で、今度は男性の方がわずかに高い結果に。
続いて、モラハラを「してしまった」と答えた2,441人に、どんな行為をしたと感じるかを尋ねたところ、上位に挙がったのは「無視する」「小さなミスを責める」「大声で怒鳴る」など、被害側の結果とおおむね同じ顔ぶれだった。
男女別で見ると、感情や態度に関する行為では女性の自覚が強い傾向にあることがわかった。「無視する・会話を拒否する」は女性45%に対し男性33%、「侮辱する・人格を否定する」も女性26%、男性23%と、いずれも女性が上回った。
一方で、「家事や育児を一方的に押し付ける」は男性18%、女性12%、「生活費を制限する」は男性12%、女性8%と、男性のほうが家庭の中での役割や行動に関するモラハラ行為を自覚している傾向が見られた。


