![ピックフォードはエヴァートンで不動の守護神として活躍 [写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
エヴァートンは16日、男子トップチームに在籍するイングランド代表GKジョーダン・ピックフォードとの新契約締結を発表した。
イギリス『スカイスポーツ』など複数のメディアによると、ピックフォードとエヴァートンの以前の契約は2027年6月30日までとなっていたが、契約の“ラストイヤー”に突入前に、新契約にサインした。クラブからの発表によると、新契約期間は2029年6月30日までの4年間だという。
新契約締結を受けて、ピックフォードはクラブ公式チャンネルを通して次のようにコメントを発表。契約延長を喜んだだけでなく、これまでの日々を振り返った上で、今後の野望を口にした。
「契約がまとまって嬉しいよ。2年延長したことで、ここでの生活をあと4年間も続けられる。最高の気分だ。ここで自分のレガシーを築き、前に進み、このクラブを望む場所へ連れて行く機会を得られたのだからね」
「エヴァートンは僕にとって特別なクラブだ。一人の若者としてサンダーランドから移籍してきて、ここで一人の大人へと成長した。僕と家族にとって特別な時間だったんだ。皆が僕の変化と成長を目にしてきたと思うが、今もゴールを守り抜くことを愛する少年であることに変わりはない。僕を成長させてくれたエヴァートンで、多大なる努力を積んできた」
「ファンと情熱に包まれたこの環境は、常に快適だと感じてきた。比類なきものであり、僕が活力を得る源なのさ。これまでの道のりは、まさに壮大な旅だった」
「暗い時代は過ぎ去った。今はチームとクラブとして、新たな歴史を築く段階だ。ここには本当にすべててが揃っている。新たなオーナー陣がやって来て、彼らはクラブを前進させる意思を示してくれている。監督も就任以来、そんな思いを体現してくれている。ピッチ上の僕らも選手も同様にね。監督は昨季終盤の勢いを今季も継続することを求めている。僕らはそれに応えるため、今後も自分たちをプッシュし続けるよ」
「間違いなく、僕らは好スタートを切った。この勢いをさらに高め、エヴァートンを欧州トップレベルで戦うチームへと戻したい。困難な道のりであることは承知しているが、これはクラブ全体で取り組むべき挑戦だ。全体で努力する必要がある。僕らがこの方向へ向かって突き進み、いつの日かトロフィーを掲げられる日を心待ちにしている」
また、ピックフォードは今回の契約最終年までエヴァートンに在籍した場合、マージーサイドでの在籍期間を最大12年に延ばすこととなるが、「素晴らしいことだね。これは僕がエヴァートンに捧げた献身と、クラブが僕を信頼してくれた証なのだから。ここでレガシーを築き続けたい」と発すると、クラブの伝説的守護神でもある元ウェールズ代表GKネヴィル・サウスオール氏の名前にも触れながら、「ご存知の通り、サウスオールはエヴァートンの偉大なGKだ。僕のキャリアが終わる時、彼に近づくだけでなく、彼を追い越せたならば最高だね」と、同氏が持つクラブ史上最多出場記録の713試合を塗り替えることにも意欲を示した。
最後に、ピックフォードは「最も重要なのは試合に勝ち、勝利と成功を収めるチームの一員であることだ。常に言ってきたことだが、僕にとって最も大切なのは、試合後にファンに満足して帰宅してもらうことだ。彼らは多大な努力を払い、時間とお金を投資して僕らを応援してくれている。だからこそ、大きな瞬間とパフォーマンスで彼らに恩返しすること以上に素晴らしいことはない」と話し、“エヴァトニアン”への愛情も口にした。
ピックフォードは1994年3月7日生まれの現在31歳。サンダーランドのアカデミー育ちで、イングランド国内でレンタル移籍を繰り返した末、2017年夏にエヴァートンへ完全移籍加入した。1年目から正守護神に君臨し、今季ここまでで公式戦通算326試合に出場。クラブの年間最優秀選手賞にも4度輝いた。
また、2017年11月にデビューを飾ったイングランド代表では、準決勝まで駒を進めたFIFAワールドカップロシア2018、ともに準優勝となったEURO2020と2024、ベスト8に入ったFIFAワールドカップカタール等々、近年に行われたすべてのメジャー大会でゴールマウスを守っており、国際Aマッチのキャップ数は79を数える。
新たに『ヒル・ディッキンソン・スタジアム』が開場し、“復活”を目論むエヴァートンでは、これからも頼れる守護神が最後尾に立ち続ける。
【ハイライト動画】ピックフォードがエヴァートンで見せたセーブTOP30