ヒット商品やサービスを手掛ける企業のキーパーソンにお話を伺う企画「#お仕事図鑑」。
今回は、「MINTIA」や「1本満足バー」、「クリーム玄米ブラン」などで知られる「アサヒグループ食品」で働く先輩社会人にインタビュー。アサヒグループ食品の業務内容と魅力、加えて学生時代のお話を聞いてみました!
PROFILE
河口文彦さん
・ブランドリーダーとして、
『MINTIA』ブランドのマーケティングを担当。
・カルピス社に新卒入社後、営業職を経験。
『カルピス』や『WONDA』のマーケティングなど
数々の転勤や異動を経験後、現在の仕事に就く。
会員限定!アーカイブ動画はこちら
フル尺アーカイブ動画▼
学生時代、エントリーシートで工夫した点▼
大人気ブランド「MINTIA」の魅力を伝えるために
――自己紹介をお願いします。
アサヒグループ食品 マーケティング一部の河口文彦と申します。1999年の入社ですので、今年で27年目になります。大阪と東京で10年間営業をした後は、16年間ずっとマーケティングを担当しているという経歴です。本日はよろしくお願いいたします。

――マーケティングとはどんなお仕事なのでしょうか。
いわゆる「0から1を生み出す仕事」、もしくは「1を2、3と大きくする仕事」です。生活者の深層心理から商品のニーズを見つけ出し、世の中に存在しないような新たな価値提供を行っていく「0→1の仕事」、既存ブランドの価値をより多くの人に届けるための「1→2の仕事」をしています。
具体的には、商品開発や広告作成、消費者キャンペーンの企画などの業務を行っています。

――かなりお仕事の幅が広いですね。今はMINTIAブランドのマーケティング業務に従事されているとのことですが、MINTIAの魅力について教えてください。
人々にとって身近な存在になれることが魅力ですね。薄型のケースで携帯できますし、商品自体もコンパクトですので、「いつでもどこでもリフレッシュさせてくれる」点が良いところだと思っています。
――そうしたMINTIAの魅力を伝えるために、マーケティング担当として心がけていることはありますか。
「MINTIAで解決できる課題の大きさを正しく伝えること」を意識しています。MINTIAはあくまでも小さなタブレットであり、大きな社会課題を解決するようなことはできません。しかし、「パソコンの立ち上がりが遅くてモヤモヤする」などのような、MINTIAに合ったサイズ感の課題にはリフレッシュする上で役立つはずですので、そうした認識を間違えないように常に心がけています。
――入社後に転勤や事業統合、異動などさまざまなことを経験されている河口さんにお伺いしたいことがあります。働き方が変わることへの不安はありましたか。
まったく不安がなかったと言えば嘘になります。ただ、「お客様に良いものを届ける」という本質的な部分は何も変わらないので、それを理解して働くことで不安が解消されていきました。
――現在、河口さんのモチベーションが過去最高になっている理由について教えてください。
厳しいコロナ禍を乗り越え、過去最高売上を記録する見込みがあるからです。ちなみに2019年が最高売上を記録した年なのですが、翌年の2020年は新型コロナウイルス感染症の流行によって売上が大幅に減少しました。2019年の何割になったと思いますか。
――8割くらいですか?
もう一声(笑)。
――6、7割?
正解です、2019年の6割にまで売上が減少しました。外出の規制や手を使うことへの懸念、マスクを使用するため口臭を気にしないことなどが主な要因です。ただ、そうした現状を受け入れて課題を抽出し、仮説を立て、検証するというサイクルを繰り返しました。このような地道な作業が実を結び、現在は売上が順調に回復し、何なら過去最高売上を達成するかもしれないという状況です。我々の業務が結果に繋がっていることを実感し、モチベーションも過去最高となっています。
――詳細にお答えいただきありがとうございます。コロナウイルスの影響はやはり凄まじかったのですね。逆にアサヒグループ食品で、コロナ禍に売上が増加した商品はあるのでしょうか。
アマノフーズのお味噌汁などですね。社会全体で在宅の時間が増えたため、家で簡単に作れる商品として売上が増加しました。弊社では「多刀流」と呼ぶのですが、売上の苦しいブランドがあったときに他のブランドで補える土台があります。これはアサヒグループ食品の良いところですね。
――アサヒグループ食品で働いていて魅力に感じる部分を教えてください。
大きく分けて2つございます。
1つ目は「お客様にとって身近な存在として、笑顔をもたらせること」です。アサヒグループ食品には、お客様に愛用いただいているブランドが多数ございます。何かしらの形でお客様との接点がある場合が多く、大きなやりがいを感じます。
2つ目は「さまざまなことにチャレンジしていく風土があること」です。弊社自慢の技術力を活かした酵母研究や乳酸菌研究も進んでいますし、新しい価値創造のためのプロジェクトも社内で立ち上がっています。アサヒグループ食品はMINTIAやアマノフーズ食品を初めとした既存ブランドを育てていくことはもちろん、新しいことにチャレンジできる企業であり、そうした社風に魅力を感じています。
就活は企業を知る絶好のチャンス
――学生時代についてお伺いします。就職活動を意識し始めたタイミングはいつ頃でしたか。
大学3年のはじめですね。人材会社の就活を手伝ったこと、就活までに卒論を仕上げないといけないゼミに入ったことがきっかけです。
――なかなか珍しいゼミですね。
そうですよね。ただ、就活前に仕上げたことによって、面接で詳細に卒論の話ができたんですよね。経済学部だったので金融関連の卒論を書いたのですが、ある企業の最終面接担当者が銀行出身でかなり話が弾みました。結局その企業からはその場で内定をいただくことができ、頑張って良かったなと思いました。

――教育実習もされていたとのことで、就活との両立が難しかったと思います。どのようにして乗り越えましたか。
企業や学校が面接や業務の時間を調整してくださったことが大きいです。また、大学で頑張ってきた教職課程を最後までやりきろうという気持ちは常に持っていました。最後まで諦めずに取り組んで良かったなと思います。
――最後に、大学生に向けてメッセージをお願いします。
就活は「会社から選ばれる」イメージがあるのかなと思うのですが、私は「いろいろな業界・企業を見て、私が選択する」という逆の発想を持っていました。就活はいろいろな企業を知ることができる最大のチャンスですので、OB・OG訪問や面接を数多く経験して自分のやりたいことを見つけてほしいと思います。その中で、アサヒグループ食品に入社する選択をしていただけたら非常に嬉しいです。大変なこともあるかと思いますが、頑張ってください。本日はありがとうございました。
=====
取材:櫻井 奏音(ガクラボメンバー)
執筆:浅井 宏允(ガクラボメンバー)
編集:学生の窓口編集部
取材協力:アサヒグループ食品
=====









