国土交通省は、都市鉄道の混雑率調査結果(2024年度実績)を7月29日に公表した。東京圏の大手民鉄に関して、小田急線と京王線の新宿方面、西武新宿線の西武新宿方面がいずれも140%台の比較的高い混雑率となっている。
小田急電鉄の最混雑区間は小田原線の「世田谷代田→下北沢」間。2024年度は最混雑時間帯の7時35分から8時35分まで、輸送力4万8,878人(9.8両×37本)に対し、輸送人員7万1,153人、混雑率146%だった。前年度と比べて輸送人員が約2,600人増加(2023年度の輸送人員6万8,518人、混雑率140%)している。2024年度、大手民鉄で最も混雑率の高い区間となった。
京王電鉄の最混雑区間は京王線の「下高井戸→明大前」間。2024年度は最混雑時間帯の7時45分から8時45分まで、輸送力3万7,250人(9.9両×26本)に対し、輸送人員5万3,680人、混雑率143%だった。前年度と比べて最混雑時間帯が5分遅くなっており、混雑率は前年度を大きく上回っている(2023年度は輸送力3万6,120人、輸送人員4万8,016人、混雑率133%)。
西武鉄道の最混雑区間は新宿線の「下落合→高田馬場」間。2024年度は最混雑時間帯の7時41分から8時41分まで、輸送力3万22人(9.2両×24本)に対し、輸送人員4万3,666人、混雑率145%だった。前年度と比べて輸送人員が約1,000人増加(2023年度の輸送人員4万2,588人、混雑率142%)している。他にも東京圏の大手民鉄で2024年度の混雑率が高かった区間として、東武スカイツリーラインの「小菅→北千住」間(混雑率139%)、京成押上線の「京成曳舟→押上」間(混雑率138%)、東急田園都市線の「池尻大橋→渋谷」間(混雑率133%)などが挙げられる。
