Hajimariは6月18日、「フリーランスの投資実態とお金の使い道に関する調査」の結果を発表した。同調査は3月、20~50代のフリーランス394名を対象に、インターネットで実施した。

  • 現在の毎月の手取り金額

手取り月収の額は、「20万円代または20万円未満」が約半数を占めた。一方で、7.8%は「60万円台~」と答えている。年収は、「200万円未満」(106人)が最多で、「300万円台」「400万円台」と続いた。「600万円台以上」は約15%だった。

年代別で見ると、20代の41%が500万円台以上の年収を得ており、若年層のフリーランスの中にも高い収入を得ている層が存在している。50代では年収200万円未満が最多である一方、800万円以上も比較的多く、二極化していることがわかった。

  • 2024年の年収

直近の大きな買い物について聞くと、「何も買っていない」が最も多かった。買い物をした人の具体的な内容では、「国内旅行」(52名)、「娯楽・趣味」(42名)、「投資」(42名)に票が集まった。

  • 直近の大きな買い物

資産運用について聞くと、約半数が何らかの形で資産運用を行っている。年代別に見ると、20代の投資実施率は75.5%と最も高く、年齢が上がるにつれて投資率は低下する傾向にあった。投資金額は、月1万円~3万円の層が最も多いが、20代フリーランスでは月10万円以上の投資を行っている者も見られた。

  • 毎月の資産運用・投資に回している金額

投資先としては、つみたてNISAや一般NISA、iDeCo、日本の個別株に多くの票が集まった。20代は、他の年代に比べて、日本の個別株より米国株や米国ETFに投資する人が多い。