2024-25シーズンの欧州王者を決める最終決戦『UEFAチャンピオンズリーグ(CL)』の決勝戦が31日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG/フランス)がインテル(イタリア)に5-0で勝利し、CL史新たな1ページを記した。

 悲願のCL初制覇を目指すPSGのルイス・エンリケ監督は、21世紀のCL決勝史上最年少(25歳96日)スタメンで試合に挑むと、19歳のFWデジレ・ドゥエが2得点1アシストと躍動。試合終盤には、もうひとりの“ティーンネイジャー”19歳MFセニー・マユルらが加点し、5点差というスコアで勝利を収めた。

 なお、CL決勝で5点以上の差がついたのは、CL史上初の出来事。これまでは4点差が過去4度あったが、それを上回るスコアとなった。これまでの最大得点差となった決勝スコアは以下の通り。

2025年:パリ・サンジェルマン 5-0 インテル
1994年:ミラン 4-0 バルセロナ
1989年:ミラン 4-0 ステアウア
1974年:バイエルン 4-0 アトレティコ・マドリード(再試合)
1960年:レアル・マドリード 7-3 フランクフルト

【動画】大量5得点でPSGが歴史的大勝