
山本由伸 最新情報
ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手は、26日(日本時間27日)に行われたクリーブランド・ガーディアンズ戦に先発登板し、6回投げて3安打2失点2四球7奪三振の好投で今季6勝目を飾った。それだけでなくゴールドグラブ賞級のプレーも披露していたと、米メディア『ドジャース・ウェイ』が報じている。
山本は初回と2回を三者凡退に抑えた後、3回無死1、2塁の場面でガーディアンズのウィル・ウィルソン内野手と対戦した。ウィルソンはバットを突き出し、守備を固めていたフレディ・フリーマン内野手の脇をすり抜ける力強いバントを放つ。すると山本が自ら走ってボールを拾い、ぎりぎりのタイミングでウィルソンをタッチしてアウトにした。バント成功という結果だったものの、山本のプレーによって大きなピンチを切り抜けている。
この場面を振り返り、同メディアはタイトルに「山本、サイ・ヤング賞に加え、思わぬ賞を手にするかもしれない」とつけ、「このプレーは、山本がサイ・ヤング賞に加えてゴールドグラブ賞の候補にもなり得ることを示す、印象的な一幕となった」とし、「このままシーズンを通して健康を保てれば、山本は自身初のサイ・ヤング賞を確実に手中に収めるだろう。フィリーズのヘスス・ルサルドや、注目の若手ポール・スキーネスも対抗馬ではあるが、現時点での本命は山本で間違いない。ゴールドグラブ賞は、その活躍へのおまけのようなご褒美になるかもしれない。さらに、オールスター初選出(ナ・リーグの先発投手の座もあり得る)も現実味を帯びており、シーズン終了時には3つの栄誉を手にする可能性すらある。月曜日のあのプレーを見れば、彼がゴールドグラブを獲得する姿も、もはや夢ではないだろう」と伝えた。
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