![去就に注目が集まっているエメガ [写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
チェルシーが、姉妹クラブであるストラスブールに所属するU-21オランダ代表FWエマヌエル・エメガの獲得に向けて動いているようだ。27日、イギリスメディア『BBC』やイギリス紙『ガーディアン』などが伝えている。
チェルシーのオーナーを務めるコンソーシアム『BlueCo』が2023年6月に買収したストラスブールは、今シーズンのリーグ・アンで好成績を収め、7位で終えて来季のUEFAカンファレンスリーグ(ECL)出場権を獲得した。
この中で今季リーグ戦27試合に出場して14ゴール3アシストを記録した現在22歳のエメガには複数クラブから関心が寄せられており、去就に注目が集まっているものの、姉妹クラブであるチェルシーも獲得を狙っているという。
報道によると、チェルシーとしてはECLがある来季はエメガをストラスブールでプレーさせ、2026年夏にチェルシーに加入するための仮契約を締結することを目指している模様で、話し合いが行われているようだ。
チェルシーでは、今季レンタル移籍していたブラジル代表MFアンドレイ・サントスとセルビア代表GKジョルジェ・ペトロヴィッチがストラスブールで大きな活躍を見せたことで、今夏にチェルシーに復帰する予定となっており、現時点で移籍の確約や事前合意には至っていないものの、エメガも同様のルートを辿ることが期待されている。
なお、今夏の移籍市場でストライカーの補強を狙っているチェルシーは、エメガの確保が成功するかどうかにかかわらず、少なくとも1人のストライカーを獲得することが見込まれている。候補にはイングランド人FWリアム・デラップ(イプスウィッチ)、U-21フランス代表FWウーゴ・エキティケ(フランクフルト)、スロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコ(ライプツィヒ)などが挙げられているが、果たしてチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した来季に向けて望むような補強は実現するのだろうか。