7試合連続安打を記録したカブス・鈴木誠也(写真=GettyImages)

○ カブス 3-1 ロッキーズ ●
<現地時間5月26日 リグリー・フィールド>

 シカゴ・カブスがロッキーズとの本拠地3連戦を先勝。鈴木誠也外野手(30)は「3番・指名打者」でフル出場し、先制点演出の二塁打を放つなど2出塁を記録した。

 初回、一死一塁で第1打席を迎えた鈴木は、ロッキーズの新人左腕パルムクイストに対し、フルカウントからの外角カットボールを弾き返して右越えの二塁打。4試合連続となる長打で一死二、三塁とチャンスを作り、続くダンズビー・スワンソンの内野ゴロの間に1点を先制した。

 その後、カブスは一時同点に追いつかれるも、5回裏にカイル・タッカーの適時打で勝ち越し。7回裏にもタッカーの犠飛で1点を追加した。投げては先発右腕ジェームソン・タイヨンが7回途中1失点と好投し、今季4勝目。ブルペン陣が無失点リレーで逃げ切り、2連勝を収めた。

 鈴木は5回裏に二死二塁、7回裏には二死一、二塁と好機での打席が続くも、この試合で打点を挙げることはできず。それでも3打数1安打、1四球、1三振という内容で、今季最長を更新する7試合連続安打をマーク。成績を打率.274、14本塁打、49打点、OPS.910とし、試合終了時点で打点部門のMLB全体トップをキープしている。