ラ・リーガ得点王にも輝いたエンバペ [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードは25日、フランス代表FWキリアン・エンバペが2024-25シーズンのゴールデンシューを受賞したことを発表した。

 そのシーズンのヨーロッパ得点王に贈られるゴールデンシュー。各国リーグのレベルごとに割り振られた係数に各選手の単純な得点数をかけてポイントを算出し、その数値が最も高かった選手が受賞する。過去にはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現:アル・ナスル)やアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(現:インテル・マイアミ)らもその栄冠を手にした。

 今シーズンのゴールデンシューに輝いたのは、加入初年度のレアル・マドリードで“エース”としての地位を確立したエンバペ。移籍当初はやや適応に苦戦したものの、程なくしてトップフォームを取り戻し、出場したラ・リーガの34試合で31ゴールをマーク。チームはUEFAスーパーカップ以外のタイトルを逃したが、エンバペ個人としてはピチーチ賞(ラ・リーガ得点王)とのダブル受賞を果たした。レアル・マドリードの選手としては、元メキシコ代表FWウーゴ・サンチェス氏、C・ロナウドに次いで3人目の受賞者となっている。

 2位以下にはスポルティング所属のスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュやリヴァプール所属のエジプト代表FWモハメド・サラー、バルセロナ所属のポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキらがランクイン。ギェケレシュの単純な得点数は「39」とエンバペを上回ったが、ラ・リーガの係数が「2」であるのに対してプリメイラ・リーガは「1.5」であるため、ポイント数で惜しくも2位となった。

 上位10名の顔ぶれと得点数、ポイント数は以下の通り。

1位 31得点/62ポイント キリアン・エンバペ(レアル・マドリード)
2位 39得点/58.5ポイント ヴィクトル・ギェケレシュ(スポルティング)
3位 29得点/58ポイント モハメド・サラー(リヴァプール)
4位 27得点/54ポイント ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
5位 26得点/52ポイント ハリー・ケイン(バイエルン)
6位 25得点/50ポイント マテオ・レテギ(アタランタ)
7位 23得点/46ポイント アレクサンデル・イサク(ニューカッスル)
8位 22得点/44ポイント アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)
9位 22得点/44ポイント オマル・マルムーシュ(フランクフルト→マンチェスター・シティ)
10位 24得点/42.5ポイント ミカ・ビエレス(シュトゥルム・グラーツ→モナコ)