![去就に注目が集まるジョアン・ガルシア [写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
バルセロナがエスパニョールに所属するスペイン人GKジョアン・ガルシアに関心を寄せているようだ。25日、スペイン紙『アス』が伝えている。
現在24歳のJ・ガルシアは2016年夏にエスパニョールの下部組織へ加入し、2021-22シーズンにトップチームデビューを飾った。昨シーズン途中から正GKに定着すると、今シーズンはラ・リーガ全試合にフル出場し、8つのクリーンシート(無失点試合)を記録。現行契約は2028年6月末まで残されているが、アーセナルやアストン・ヴィラ、レヴァークーゼンなどが関心を寄せていることから、去就には注目が集まっている。
この度『アス』が報じたところによると、バルセロナもこの若手スペイン人GKの獲得に興味を示しているとのこと。今シーズンのラ・リーガ王者はドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの年齢面や、元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーの去就が不透明となっていることを考慮し、今夏の移籍市場でのGKの補強を検討している模様で、国内屈指の実力を誇るJ・ガルシアもリストアップされているようだ。
なお、バルセロナが今夏にJ・ガルシアを獲得した場合、一定の出場機会が見込めるクラブへレンタルする可能性もあり、ベティスやバレンシアがその有力候補だという。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、複数のクラブが獲得に興味を示しているが、現時点ではいかなる決定も下されていないと前置きしつつ、選手本人の決断が鍵を握ることになると強調している。
J・ガルシアの契約解除金は2500万ユーロ(約41億円)に設定されており、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督率いるスペイン代表に招集された場合には3000万ユーロ(約49億円)に増額されると報じられている。