![マンチェスター・ユナイテッド移籍に迫っているクーニャ [写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
マンチェスター・ユナイテッドが、ウルヴァーハンプトン(ウルヴス)に所属するブラジル代表FWマテウス・クーニャの獲得に迫っているようだ。移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。
現在25歳のクーニャは、ライプツィヒやアトレティコ・マドリードなどを経て、2023年1月からウルヴァーハンプトンでプレー。2023-24シーズンはプレミアリーグで32試合出場12ゴール7アシストを記録すると、今季もリーグ戦33試合の出場で15ゴール6アシストをマークし、チームの攻撃をけん引する活躍を見せた。
そんなクーニャには複数クラブから関心が寄せられていたが、今年2月に2029年6月30日までとなる新契約を結んで残留を果たした。しかし、この際に今夏から有効となる契約解除条項が盛り込まれたことから、今夏の移籍市場でも去就に注目が集まっている。
先日からマンチェスター・ユナイテッドがクーニャの獲得に関心を示していることが明らかになっていなか、今回の報道によると、マンチェスター・ユナイテッドが同選手を獲得することで関係者間で口頭合意に達したという。
なお、クーニャは2030年6月30日までとなる5年契約を締結するほか、契約には1年の延長オプションも付随する模様。また、ウルヴァーハンプトンは設定されていた契約解除条項の6250万ポンド(約121億円)を分割で受け取ることになり、正式な契約は来週にも締結されることが伝えられている。
昨年11月にルベン・アモリム監督がシーズン途中就任を果たしたマンチェスター・ユナイテッドだったが、リーグ戦は最後まで低迷し、最終的には11勝9分け18敗の勝ち点「42」の15位で終了した。
さらに、ヨーロッパリーグ(EL)では無敗で決勝まで進出したものの、トッテナムとの同国対決に敗れ、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃し、来季は11シーズンぶりに欧州大会に出場できないことになったが、挽回を図る来季に向けてまずはクーニャを獲得することになりそうだ。