3試合連続安打を放ったカブス・鈴木誠也(写真=GettyImages)

● マーリンズ 1-2 カブス ○
<現地時間5月21日 ローンデポ・パーク>

 シカゴ・カブスがマーリンズとの敵地3連戦を勝ち越し。鈴木誠也外野手(30)は「3番・右翼手」でフル出場し、3試合連続安打をマークした。

 カブスは初回、2番カイル・タッカーが2戦連発の12号ソロを放って先制に成功。その後、同点で迎えた8回表には、一死二塁の好機でタッカーの左前安打に左翼手ストワーズの後逸が絡み、決勝点を挙げた。投げてはリリーフ3投手が6回途中から無安打リレーで試合を締め、今季最多の貯金10を獲得。同日の試合に敗れた地区2位カージナルスとの差を3ゲームに拡大した。

 鈴木は6回表、先頭での第3打席で内野安打を放つも得点には繋がらず。勝ち越し直後の8回表、一死二塁での第4打席は空振り三振に終わり、打点を上積みすることはできなかった。最終的に4打数1安打、2三振という内容で今季50試合目を終え、打率.253、12本塁打、43打点、OPS.836という成績。ナショナル・リーグ打点部門で1打点差の単独トップに立ち、MLB全体でもアーロン・ジャッジ(ヤンキース)と並ぶ全体トップとなっている。