お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアが18日、ABEMAのニュース番組『ABEMA的ニュースショー』(毎週日曜12:00~14:00)に出演。山岳救助の有料化について、持論を述べた。
「それが人と人なんじゃないの?」経験談を交え持論
登山シーズンを前に、「山岳救助に有料化を導入するべきか」をテーマに議論を展開。埼玉県が一部有料化に踏み切った一方で、全国最多の遭難件数を記録する長野県では制度化を見送るなど、地域によって対応が分かれている現状が紹介された。
番組では、山小屋関係者の間でも「シーズンオフの遭難救助は料金を取るべき」「携帯電話の普及で安易な救助要請が多くなっている」「遭難しようとして遭難する者はいない」と賛否両論で、出演者からも「遭難は誰にでもあり得ることだから、救助費は山岳保険や入山料をしっかりとって、登山する人たちの中で分担できるようになればいい」「『お金を払わないと助けない』という社会はいかがなものか」など様々な意見が飛び交った。
MCを務めた千原ジュニアは、「“助けてもらったらお礼をする”ことは当然なんじゃないの? と思う」と語り、「道端で倒れていた女性を助けたことがあるけど、その方がルミネtheよしもとまでわざわざお菓子を持って来てくれたことがある」と実体験のエピソードを披露。「それが人と人なんじゃないの? と僕は思いますけどね」と問いかけていた。
【編集部MEMO】
『ABEMA的ニュースショー』は、日曜のお昼の「社会派」ニュースショー。独自取材と目線で、世間をざわつかせている話題沸騰のニュースの核心「的」を射貫く。また、時にはあえて「的」を外した独自取材で伝えることで、世の中で言われている「的=正義」に疑問を投げかけ、鋭いツッコミに定評のある千原ジュニアがゲストらと1週間のニュースをしゃべり倒す。
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