通算500試合目となるレスターでのラストゲームでクラブ通算200得点目を記録したFWジェイミー・ヴァーディ

 プレミアリーグ第37節が18日に行われ、レスターが本拠地『キング・パワー・スタジアム』でイプスウィッチと対戦。この試合がホーム最終戦となるレスターの“レジェンド”FWジェイミー・ヴァーディ(38)が先発出場し、クラブ通算200得点目となるゴールを記録した。

 今季限りでレスターから退団することを発表しているヴァーディは序盤から果敢にゴールへと迫ると24分、中央からボックス右に流れるダイアゴナルな動きでジェームス・ジャスティンからのパスを受けると、対応したDFを抜ききらずに右足で逆サイドへシュート。これがDFの股下抜けてゴール右に決まり、チームに先制点をもたらした。

 レスターでの500戦目となるヴァーディの通算200得点目となるゴールで先手を奪ったホームチームは、69分にチームの次代を担うケイシー・マカティアーのゴールで加点。リードを2点に広げることに成功した。

 そして80分、ヴァーディの交代が告げられると、この試合に合わせてスタジアムに駆けつけた岡崎慎司やダニー・ドリンクウォーターら、かつての盟友たちも見守るなか、ヴァーディはチームメイトが作る花道を通り、パトソン・ダカと交代。万来の拍手の中でレスターでの13年に及ぶキャリアに幕を下ろした。

 試合はホームのレスターが2-0で勝利し、ヴァーディの最終戦を白星で飾ることに成功した。

【画像】岡崎慎司らヴァーディの盟友たちも最終戦に駆けつける