誰が予想できた?早すぎる退団となった歴代助っ人(5)1軍昇格拒否の”驚く…

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 プロ野球では、毎年のように助っ人外国人選手が各チームに入団する。時にはメジャー経験豊富な助っ人も日本でのプレーを選択し、その際は野球ファンの期待も高まるばかりだ。しかし、その期待とは裏腹に、早期帰国となる展開も少なくない。今回は、早すぎる帰国となった歴代助っ人を紹介する。(文・シモ)

 

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ヤンガービス・ソラーテ

・投打:右投両打

・身長/体重:180cm/93kg

・生年月日:1987年7月3日

・経歴:トーマスアルバエディソン高 - ヤンキース - パドレス - ブルージェイズ - ジャイアンツ - 阪神

 

 ベネズエラ出身のヤンガービス・ソラーテも、来日1年目でNPBを去ることになった1人だ。

 

 2014年にニューヨーク・ヤンキースとメジャー契約後、サンディエゴ・パドレス、トロント・ブルージェイズなどでメジャー経験を積んだ後、2019年7月に阪神タイガースに加入した。

 

 

 当時、阪神は慢性的な得点力不足に悩んでおり、ソラーテは一発のある助っ人として期待された。

 

 同月26日の読売ジャイアンツとの伝統の一戦に「2番・遊撃」として出場。さっそく2点本塁打を放ち、来日初安打・初打点を記録してファンを熱狂させた。

 

 また、同月30日の中日戦では逆転サヨナラ2点本塁打を放ち、優勝を狙うチームの勢いをつけるには十分な活躍を予感させたのである。

 

 しかし、徐々に不調に陥り、20試合の出場で一軍登録を抹消されてしまう。その後は再び一軍に招集されるも、モチベーション面を理由に一軍昇格を拒否。

 

 結局、シーズン終了を待たずに球団から途中解雇され、退団の運びとなった。NPBでは20試合の出場で、打率.188、4本塁打、9打点と寂しい成績に終わってしまった。

 

 本職は三塁手だったが、慣れない遊撃や二塁を守らされたことも、多少打撃に影響を与えたのかもしれない。

 

 

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【了】