![新潟と浦和が対戦した [写真]=柳澤健太](index_images/index.jpg)
2025明治安田J1リーグ第16節が11日に行われ、アルビレックス新潟と浦和レッズが対戦した。
降格圏脱出を目指す19位新潟が、今季未勝利のホーム『デンカビッグスワンスタジアム』に苦手な浦和を迎え撃った。前半は新潟が試合をコントロールして浦和に自由を与えない。新潟の前半最大の決定機は39分、左から橋本健人がゴール前にクロスを送ると、ボールは相手DFダニーロ・ボザに当たってゴールへ向かうが、ポストに嫌われて得点には至らない。対する浦和は時折カウンターでゴールに近づいたものの、決定力に欠いてスコアレスで折り返す。
こう着状態が崩れたのは74分、新潟が先制に成功する。カウンターからゴール前に人数をかけて押し込み、ペナルティエリア中央から小見洋太がシュート。これは相手DFにブロックされたが、こぼれ球を長谷川元希が押し込んだ。さらに77分、橋本のフリーキックにジェイソン・ゲリアが合わせたものの、相手GK牲川歩見のファインセーブに阻まれて追加点には至らない。
80分、浦和が試合を振り出しに戻す。右サイドの深い位置から石原広教がクロスを送ると、長倉幹樹が打点の高いヘディングシュートを叩き込み、古巣相手にゴールを奪った。後半アディショナルタイム1分には安居海渡が鋭いミドルシュートで新潟のゴールを襲うが、惜しくも右ポストに阻まれた。
試合はこのまま終了し、勝ち点「1」ずつを分け合った。次節、新潟は18日に敵地でファジアーノ岡山と、浦和は17日にホームでFC東京と対戦する。
【スコア】
アルビレックス新潟 1-1 浦和レッズ
【得点者】
1-0 74分 長谷川元希(新潟)
1-1 80分 長倉幹樹(浦和)