• WEST.の重岡大毅
  • WEST.の重岡大毅

2024年に行われたドームツアーでは3都市8公演で計38万人を動員するなど、幅広い世代から人気を集めるWEST.。本作の完成披露は彼らのデビュー日4月23日に行われた。デビュー12年目に突入した重岡は「自慢のグループであるWEST.のいいところを全部映像化してくれて、誰でも楽しめるエンタメとして作り上げてくれた」と笑いと勢い、温かさが詰まった映画はグループの集大成とも言うべき作品になったと喜びを噛み締める。

グループの歴史において仲間のよさを感じた瞬間について聞いてみると、「しょっちゅうありますね。まだまだおもろいことばかり」と切り出した重岡は、「完成披露でも仲間のよさを感じた」と告白し、「めっちゃ楽しかった。濱ちゃんが、最高におもろかった!」と声を大にする。続けて「野生の魅力、知性、技術、経験などいろいろなものが混ざってきていて、濱ちゃんマジで最高です。この男は今後、芸能界のビッグ3になるんちゃいますか。今のうちにもっと注目しておいたほうがいいです! コイツの面白さからは、周りも目が離せないと思います。簡単に言うと、変人です」と熱弁し、「歌も上手いし、表現力もすごい。音楽、お芝居、普段の喋りも最高。三刀流ですよ。最近は濱田崇裕という人間のできることをフルに使い出しているので、すごいことになっています」と賛辞が止まらない。

12年目の抱負は、「この7人でいたら面白い、楽しいという気持ちを守れたらなんでもいいと思っています」と語った重岡。7人が揃った時のパワーは、「本気で楽しんでいること」から生まれるものだと分析する。「本気で頑張っている高校球児やオリンピックの選手を見ていると、泣けてきたりしますよね。それと一緒で、本気で楽しそうにしているヤツを見ていると楽しくなってくる。そんなメンバーです」と愛着を寄せつつ、「応援してくれる人たちと一緒にこの輪が広がっていったらいいなと思いますが、まずは自分たちが面白い、楽しいと思うものを守っていければなるようになるのかなと。むしろ人生はなるようにしかならないので、みんなで頑張って面白いことをやっていけたらなと思っています」とくしゃっとした笑顔で、未来を見つめていた。

■重岡大毅
1992年8月26日生まれ、兵庫県出身。2014年4月23日、1stシングル「ええじゃないか」でCDデビュー。個人では俳優としても活躍し、2008年にドラマで俳優デビュー、2014年には「SHARK~2nd Season~」 (NTV) で連続ドラマ初主演を果たす。『禁じられた遊び』(23)、『ある閉ざされた雪の山荘で』(24)、『35年目のラブレター』(25)など、映画でも存在感を発揮している。

ヘアメイク:井上ゆか スタイリスト:内田あゆみ(creative GUILD) (C)2025「裏社員。-スパイやらせてもろてます‐」製作委員会