![今季限りでの退団が決定したダイアー[写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
バイエルンは2日、イングランド代表DFエリック・ダイアーが契約満了に伴い、今シーズン限りで退団することを発表した。
現在31歳のダイアーは、7歳の時にポルトガルへ移住し、同国の名門スポルティングの下部組織に入団。2012年にトップチームデビューを飾り、2014年夏にトッテナムへ移籍すると、公式戦365試合に出場した。しかし、昨シーズンからアンジェ・ポステコグルー監督が指揮を執り始めると、出場機会が激減。2024年1月にバイエルンへ買い取りオプションのレンタル移籍で加入すると、昨シーズン終了後に完全移籍へ移行していた。
今シーズンはここまで、公式戦25試合に出場し、2ゴール1アシストを記録しているダイアー。バイエルンと同選手の現行契約は2025年6月までとなっていたが、新契約が締結されることはなく、今シーズン限りでの退団が決定した。
退団決定に際し、クリストフ・フロイントSD(スポーツディレクター)は、「エリック(ダイアー)と新契約について話し合いましたが、彼は延長を望んでおらず、『退団したい』と言っていました。彼は素晴らしい人間性を持っており、とても良い時間を一緒に過ごすことができた。バイエルンでの時間を、初タイトルで締めくくってくれることを願っています」と、コメントを出した。
なお、フランス紙『レキップ』など主要メディアは4月29日に、ダイアーが今シーズン終了後のモナコ移籍が差し迫っていることを伝えている。