![レアル・マドリードでの去就に注目が集まるアラバ [写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
レアル・マドリードは、今夏の移籍市場でオーストリア代表DFダヴィド・アラバを売却する可能性があるようだ。25日、ドイツメディア『スカイ』が報じた。
6月に33歳となるアラバは、公式戦通算431試合に出場したバイエルンで多くのタイトルを勝ち取り、2021年夏にレアル・マドリードへフリー移籍。同クラブでは公式戦通算116試合に出場し、チャンピオンズリーグ優勝やラ・リーガ制覇に貢献しているが、左ひざ前十字じん帯断裂など度重なる負傷に悩まされている。
去就に注目が集まるなか、レアル・マドリードは“3つの理由”から、アラバの売却に前向きだと『スカイ』は報じている。第一に、ひざの負傷以降、トップレベルのパフォーマンスから遠ざかっていること。第二に、チームでもトップクラスの高給取りだが、現在はその地位を正当化できていないこと。ちなみに、アラバの週給はフランス代表FWキリアン・エンバペに次ぐチーム2位の約43万2700ユーロ(約7066万円)と噂されている。そして第三に、同選手は2026年夏に契約満了を迎えるため、契約を延長しない限りは今夏にしか移籍金を獲得できないことだ。
ただ、アラバの将来についての最終決定はまだ下っていないようだ。シーズン終了後、アラバの代理人とレアル・マドリードの間で話し合いが持たれる予定だという。アラバ自身はマドリードで非常に快適に過ごしており、現在のところ退団を望んではいないと『スカイ』は伝えている。