3月は好パフォーマンスを見せたMFチュアメニ [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードに所属するMFオーレリアン・チュアメニが、23日のヘタフェ戦に向けた意気込みを語っている。22日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 今週末にコパ・デル・レイ(国王杯)の決勝戦を控えるレアル・マドリードだが、23日に行われるラ・リーガ第33節ヘタフェ戦も、勝利以外は許されない重要な一戦となる。ついに優勝争いが、バルセロナとの一騎打ちの様相になりつつある中、一足先に今節を戦った宿敵は1-0と勝利。首位バルセロナは勝ち点76となり、暫定的にポイント差は『7』に広がっている。

 そんなヘタフェ戦を前に、ファン投票による3月度のクラブ月間最優秀選手賞が発表され、MFオーレリアン・チュアメニが受賞。今年に入ってからは、低調なパフォーマンスが批判の的になっていたものの、見事に評価を覆した同選手は「とても嬉しいよ。ファンのみんなからもらったこの賞は、僕にとって大きな意味を持っている」と告白。続けて「僕はいつも、ボールを持っているときもそうでないときも、自分の力を出し切り、成長し、チームメイトをできるだけ助け、試合に勝つことを心がけている」と語った。

 また、敗れれば逆転優勝に黄信号が点灯するヘタフェ戦について、チュアメニは「重要な試合だ。シーズンも残りわずかとなり、1試合1試合が重要になってくる。いつものように戦うよ。この試合に勝って、ラ・リーガの優勝争いに残るために、全力を尽くさなければならない」と意気込みを述べている。

 敵地『コリセウム』で、ホセ・ボルダラス監督が率いるヘタフェと対戦するレアル・マドリード。一筋縄ではいかない“曲者”が相手だが、勝ってバルセロナにプレッシャーをかけた上で、今シーズン3度目となる“エル・クラシコ”の国王杯決勝に臨みたいところだ。