「次の瞬間に空振り」今永昇太の武器は“消える魔球”!? 米紙が分析「打…

今永昇太 最新情報

 シカゴ・カブスの今永昇太投手は、大活躍した昨季のルーキーシーズンに続き、2年目の今季も好スタートを切っている。武器の一つである“フォークボール”は、大きく動いて打者を翻弄し、まるでボールを踊らせているように操っていると、米紙『フォーブス』が分析した。

 

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 今永は今季、5試合に先発して2勝1敗、防御率2.22、21奪三振をマーク。15日(日本時間16日)に行われたサンディエゴ・パドレス戦では、5回投げて4安打1失点7奪三振3四球の好投を披露したものの、勝敗は付かず今季3勝目にはならなかった。今永が好成績を残している理由は、代名詞でもある“フォークボール”で、同紙によると「全投球の25%〜35%を占めており、打者にとっては極めて見分けが難しく、空振りするかゴロを打たされるかのどちらかだ」という。

 

 

 そして、それを可能にしているのが、驚異的なコマンド(狙ったコースに投げる能力)とコントロール(ストライクゾーンを投げ分ける能力)だ。同紙は「右打者が内角球を引っ張ろうと構えていても、実際には外角高めに見えて膝下まで落ちるボールが来る。打者はボールを見たと思った次の瞬間に空振りしている」と分析。また、もう一つの特徴として「今永はフォームを常に再現できる。カウントや場面を問わず、淡々と同じ動作で投げ続ける。ランナーを背負う場面も珍しい」と伝えた。MLBの強打者と言えども、今永からヒットを打つのは難しいかもしれない。

 

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