巨人・田中将大、久保康生コーチ(C)Kyodo News

● 巨人 1 - 9 DeNA ○
<5回戦・東京ドーム>

 17日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-DeNA』で解説を務めた宮本和知氏が、同日のDeNA戦に先発した巨人・田中将大について言及した。

 移籍後初登板となった3日の中日戦では5回1失点で日米通算198勝目を手にした田中は、17日のDeNA戦に先発したが、初回に牧秀悟に適時打、佐野恵太に犠飛を浴び2点を失うと、2回は三森大貴、度会隆輝、牧秀悟に適時打を打たれ4点を失い、2回6失点で降板となった。

 宮本氏は田中について「ストレートをもっと投げないといけないですね」と指摘し、「ストレートありきの変化球なので。変化球ばかり投げていると、それを狙われてやられちゃいますよね。ストレートを磨くべきだと思いますし、ストレートどうこうというよりも、しっかりとホームベースのベース盤を広く使いたいですよね。今日は高低をうまく使えたと思うんですけど、ベース版の広さ、横の広さを使えなかった気がしますね」と続けた。

 それでも、宮本氏は「右バッター、左バッターにインサイドを投げ込めるようになれば、スプリット、スライダーが活きてくると思います」と話していた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)