巨人・山﨑伊織 (C) Kyodo News

 巨人がDeNAとの試合を5-0で勝利。3連敗で迎えた今カードだったが、ここまで2連勝とチームが上向く結果となった。

 この日、先発の山﨑伊織は初回から三者連続三振と圧巻の投球。いずれも異なる3つの球種で三振を奪い調子の良さを見せる。2回に連打でピンチを招くも最後は三振で切り抜ける。今日招いたピンチはこれのみで、その後は三振をどんどん積み重ねていった山﨑。7回5安打10奪三振無失点の内容で今季3勝目を挙げた。なお、開幕から全て先発無失点での3戦3勝は23年佐々木朗希以来、史上4人目となる快挙だった。

 16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた館山昌平氏は、今日の山﨑伊織について、良かったところを聞かれると「インサイドの使い方とシュートの意識付けが良かった。ストライクゾーンの横幅を非常に大きく使えるというところ。2打席目、3打席目につなげていく投球ができていた。例えば、インサイドを攻めて食いついてこないと見ると、ゾーン内で空振りを取っていく。いなや後ろに体重が残っていると見ると、(空振りを)誘っていく。両サイドの使い方が上手くて完璧なピッチングでしたね」とストライクゾーンを巧みに使った投球術を称賛していた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』