![セカンドレグでの巻き返しを図るアンチェロッティ監督[写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)セカンドレグのアーセナル戦を前にした会見に出席した。15日、スペイン『アス』が同指揮官のコメントを伝えている。
レアル・マドリードは、8日に行われたCL準々決勝ファーストレグのアーセナル戦で敵地に乗り込むと、0-3というスコアで完敗。CL準決勝に進出するためには、セカンドレグでの大量得点が必要となる難しいミッションが科された。しかし、ホーム『エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ』では、これまで数々の大逆転劇を演じてきており、“何かが起こる”可能性がある。
アンチェロッティ監督は「なぜホームで逆転する試合が多いのか」と問われると、「レアル・マドリードには状況を好転させるだけの力量がある。選手のクオリティ、献身性、経験値、そしてサポーター。そして最も重要なことは、個人が自分自身のベストを引き出すことなんだ」と返答。「レアル・マドリードが望んでいるのは、華やかである以上に、効果的なサッカーをすることだ」と続け、結果にこだわる姿勢が実を結んでいるとの見解を示した。
続けて、3点のリードを許していることから「試合の立ち上がりに点を返すことが反撃の鍵になるか」と聞かれると、「それが試合を決定づけるわけではないと思う」と前置きをしたうえで、以下のように続けた。
「もちろん、試合の早い段階で得点することは重要だ。しかし、それより大切なことは、試合をコントロールし、最初からベストを尽くすことだ。ゲームをうまくコントロールできれば、いつでも得点できるはずだよ」
レアル・マドリードは16日、CL準々決勝セカンドレグでアーセナルと対戦する。