セカンドレグでの逆転を目指すべリンガム[写真]=Getty Images

 レアル・マドリードに所属するイングランド代表MFジュード・べリンガムが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグのアーセナルに向けて、意気込みを示した。15日、スペイン『アス』が同選手のコメントを伝えている。

 レアル・マドリードは、8日に行われたCL準々決勝ファーストレグのアーセナル戦で0-3の完敗。3点のビハインドを負い、16日のセカンドレグを迎えることになった。

 べリンガムはホーム『エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ』での大逆転を果たすべく、「ベルナベウには常に信じられないほどの雰囲気があり、そのエネルギーは伝染する。選手たちはそれ感じ取ることで、最高の力を引き出せるんだ」とコメント。ホームでの後押しとともに、ベストパフォーマンスを発揮することを誓った。続けて「サポーターに、要求し過ぎるべきではない」と語りつつ、「結局は選手次第であり、彼らに誇りを持ってもらえるように、全力を尽くさなければならない」と話し、あくまでも選手自身のプレーが重要であるとの考えを示している。

 レアル・マドリードが準決勝に進むためには、最低でも3点を奪う必要がある。記者より「逆転勝利を収めるためにするべきこと」を問われると、べリンガムは次のように語り、セカンドレグに向けて決意を固めた。

「ファーストレグよりももっと良いプレーをしなければならない。さらに献身的にプレーし、ボールを持っている時のパフォーマンスを向上させる必要がある。課題はたくさん残されている。セカンドレグでは良いプレーができると確信しているし、明日はそれを披露したい」

「ファーストレグは、想像を絶するほどの最悪の結果だったが、今は全員が巻き返しを考えている。世界最高のクラブに所属することは、常にプレッシャーが伴う。それでも、できる限りの結果を出さないといけないことはわかっている」