ショートで守備練習するロッテ・小川龍成[撮影=岩下雄太]

◆ 6回に8失点喫す「しっかり慌てずに捕って投げれば…」

 ロッテは15日、日本ハムとのカード初戦を3-9で敗北した。3-0で迎えた6回表、一死満塁の場面で野村佑希の遊ゴロを小川龍成がファンブル。二塁に送球するも藤岡裕大の捕球ミスで併殺が取れず、1点を献上した。ここから日本ハムの猛攻撃が続き、この回だけで8失点。手痛い逆転負けを喫した。

 エラーをきっかけに大量失点を許したロッテ。15日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』の解説・今江敏晃氏はこの場面を「慌ててしまった。普通にプレーすればしっかり併殺を取れたが、場面が緊迫していたので焦ってしまった」と分析し「満塁でのファンブルで、一つのアウトが取れなかった。このプレーが試合を大きく左右してしまった。簡単ではないし、すぐ投げたくなるが、しっかり慌てずに捕って投げればアウトを取れる」と苦言を呈した。

 さらに「このミスに日本ハムがつけこみ、一気に勢いをもってきた。今日はロッテの流れかなと思っていたが、一気に日本ハムの流れになった。一つのプレーの怖さを感じる試合だった」と総括した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』