東京商工リサーチは4月14日、「お花見、歓迎会・懇親会に関するアンケート」調査の結果を発表した。同調査は、2025年4月1日~8日の間、全国5,628社を対象にインターネットで実施したもの。
「お花見、歓迎会・懇親会」を開催した(予定含む)企業は、23.8%であり、前年度から5.2ポイント減少する結果に。コロナ禍を経て、個人の価値観が大きく変化し、コロナ禍が落ち着いてきても慣例行事の開催機運は戻っていないという。
前項の質問で「今年開催した(予定含む)」と回答した企業に対し、歓迎会や懇親会について現在制限を設けているかを聞いたところ、9割以上がコロナ禍前と同様に、「制限のない宴会形式で実施している」ことがわかった。
お花見、歓迎会・懇親会は労働時間になるかを尋ねると、「労働時間にならない」(81.4%)が最も多い回答に。
都道府県別では、2025年に「開催した(予定含む)」割合は、熊本県(36.5%)がトップ。2024年は開催率4割以上が3件だったが、2025年は開催率4割以上はゼロだった。開催率15%未満は4県(前年度1県)で、開催率が低下傾向にあった。