アーセナルに所属するガーナ代表MFトーマス・パルティが、チャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリード戦に向けて意気込みを語った。イギリス紙『イブニング・スタンダード』がコメントを伝えている。

 アーセナルは、8日に行われたCL準々決勝ファーストレグでレアル・マドリードにホームで3-0と完勝。16日のセカンドレグでは敵地『エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ』に乗り込み、16年ぶりとなるCL準決勝進出を狙う。

 アトレティコ・マドリード所属時に『ベルナベウ』での試合を経験しているパルティは「状況、メンタリティ、そして僕たちが3点リードしていることを考えると、もっとも重要な試合の1つになる」と語り、「自信を持って試合に挑み、自分たちのプレーを心がけて勝利を狙わなくてはいけない」との見解を示し、次のように続けた。

「すばらしい機会であり、サッカー選手なら誰もが憧れる場面だ。その一員になれて本当にうれしいし、選手としてチームに貢献できることがとても幸せだ。とても難しい試合になるだろう。彼らの実力は知っているし、どのポジションの選手も高いクオリティを持っている。だからこそ、自信を持って自分たちのサッカーをやり、勝利を目指さないといけないんだ」

 アーセナルは第32節のブレントフォード戦で引き分けており、直近のリーグ戦7試合では2勝と本調子ではない。しかし、パルティは「ベストの状態でないときは、どのスタジアムでも威圧感を感じる。でも、自信を持って乗り込み、自分たちのサッカーを貫かなければいけない」とコメントし、「簡単ではないことはわかっている。レアル・マドリードには世界でもトップクラスの選手たちがいる。僕たちはただ全力を出して戦うだけだ」と、自信を持って普段通りのプレーをすることが重要であることを強調した。

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